パチンコ日報

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メーカーを定年退職して悟ったことはホールはコミュニティーの場であれ


パチンコメーカーを定年退職したAさん(63)は、サラリーマン時代は好きなパチンコも週1ぐらいしか通えなかったが、時間はたっぷりあるのでパチンコ三昧の日々を送っている。

先日行った下呂温泉~飛騨高山旅行でも夜になるとついつい足が向いてしまうのは地元のホール。都内と比べると地方の4パチは壊滅的状況だった。

たんまりもらった退職金とこれまでの蓄えはあるとはいえ、年金生活者なので打つのは1パチ。好きなパチンコに日々触れることで、これまでとは違った風景が見えて来た。それは1パチコーナーの常連客のことだ。

昼間の1パチコーナーは60過ぎた常連客の顔触れはほぼ一緒。通っているうちに常連の女性客(おばちゃん)からも声を掛けてもらうようになった。

「あの人とあの人は付き合っているの。女の方は旦那がいるんだけど、男の方は離婚して独身なの」と常連客同士の関係を明け透けに話してくれる。

まさに老いらくの恋である。

1パチコーナーは高齢者の出会いの場にもなっている。

「破局すると大抵は男の方がホールには来なくなるけど、女はいぶといわよ。何事もなかったかのように来ちゃうもんね」

コロナで休業していたが、営業再開後に結婚することになったカップルも誕生した。

「ここ10年間で私が知っている限り3組目ね。隣同士になるとすぐ仲良くなる」

この話を聞いて元メーカーの血が騒いだ。

Aさんはこんなことを考えた。

「今後のホールコンセプトは寂しい老人の出会いの場になればいい。これまでパチンコは個の遊びだったが、常連客やカップル同士が共有する遊びになること。相手の台の演出が覗けるように新たな画面を付ける。特に激アツ、レア演出は見たいものなので、これが共有できるようにする」
カップルで来た客の中には、LINEで「今こんな演出が出て」とやりとりしているケースもあるように、それを台で完結してしまう発想である。

さらにAさんのコミュニティーホールとしてのアイデアは膨らむ。

「無料のカラオケや在宅ワークができるスペースや気軽にお茶が飲めるスペースを設けるなど、ホールへ来ればすべてが完結できるようにする。会員になればカラオケやワークスペースは1時間は無料とかにすれば、新規のお客さんを呼び込むこともできる。休憩スペースに将棋や囲碁も置いて、ホールでアマチュア大会を開催するのもいい。ホールのチャンピオン同士の全国大会も面白い…」とどんどんアイデアが溢れ出す。

パチンコ以外でも人が集えるのがコミュニティーホールの神髄でもある。



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