パチンコ日報

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航空会社をリストラされバイト先のホールへ再就職


札幌の大学を卒業すると念願だった航空会社に就職できたA子さん(27)の勤務地は、日本の玄関口とも言える羽田空港だ。航空会社の子会社というだけで、羽田空港でどんな仕事をしていたのかは、明らかにはなっていない。

コロナ禍で大打撃を受けている航空業界は、国内線は減便、国際線はほとんど飛ばないこともあってCAなどが一時帰休になっていたが、秋口からはいよいよ大量のリストラが始まるような報道もある。

A子さんは早くもその対象になってしまった。5年間の東京暮らしで貯金はわずかに20万円。このままでは家賃も払えなくなることから、実家の札幌へ帰ることにした。

しかし、北海道の経済事情は厳しいことには変わりはない。すぐに就職先が見つかるわけではない。

そこでA子さんが最初にコンタクトを取ったのが、ホールだった。

学生時代A子さんはそのホールへ2年間勤務していた。

ホールへ勤務していたのは5年以上前だった、電話応対に出た店長は当時の店長だったので話は早かった。

A子さんは2年間、無遅刻、無欠勤でシフトに入った。店長もA子さんが真面目な働き者ということをよく覚えていた。

しかし、ホールは人手不足ではなかった。稼働も低迷しているので表周りも忙しくはない。ましてや中小ホールなので余分な人を雇うほどの余力もなかった。

店長は断るつもりだったが、オーナーにA子さんの件を報告した。

オーナーもA子さんのことをよく覚えていた。オーナーの印象は「真面目でカワイイ」だった。

オーナーは「正社員で採用しろ」と鶴の一声だった。

採用の旨をA子さんに連絡すると電話口の向こうで大泣きしていた。

A子さんは札幌に帰って実家暮らしとはいえ、とにかく就職先をアルバイトでもいいから探すことが急務だった。北海道は休業により給料が下がった人たちに対して、貸付金制度を実施していて、同級生もそれを利用しているぐらい仕事がない。

「羽田空港内にはお客様もほとんどいない状況が続き、テナントの飲食店や土産物も全く仕事がない状態で、テナント従業員はどんどん解雇されていく姿を見るのが辛かった。東京の家賃も払えなくなっていました。学生時代色々なバイトをしましたが、ホールはいい思い出しかありません。一番楽しかった」と現在と過去のことが交錯し、仕事がすぐに見つかったことで感情が高まったようだ。

オーナーはいう。

「ウチでアルバイトだったといえ働いていた子が、仕事に困ってウチを頼っているのに、帰すわけにはいかない。恩を感じる子は裏切らない。彼女なら将来役に立つ」

昔から弱者に優しいのがパチンコ業界でもある。



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