「TDKの加湿器のように火災を起こす原因になるようなことならメーカー責任で回収しなければなりませんが、今回は1社の不祥事ではなく、ほぼ全メーカーの問題。インチキで通したが不良品というわけでもない。設置したばかりの台もあるが、1~2年使って十分に元を取っている台もある。下取り問題にしても、メーカーは損してまで売らなくても済みそうなので、株価が暴れることもない」と読む。
撤去問題に関しては検定機と異なっていたものを出荷していたメーカー側に負い目はあるが、それを暗黙の了解で儲けたのがホールとすれば、お互い様である。
「負い目といえば警察側にもあります。検定機とは違った台を何十年も放置していたわけですからね。逆に警察がメディアから責任追及されることにもなる。まさにお互い様です。一番割を食うのはお客さんです」
検定機と異なる遊技機は完全撤去することで決着が付いたとしても、今後はメーカーの機械作りは今までの様に行かないことだけは素人でも分かる。
今残っているのは射幸性を求めるユーザーで、射幸性をそぎ落としたような遊技機では客離れが一気に進むことは容易に想像が付く。
「いま、メーカーさんが考えているのは、どこのメーカーでもいいからパチンコブームを作るような大ヒットする台を開発して欲しい、ということです。フィーバーやゼロタイガーの様にこれまでになかったような台です。しかし、今の規則ではチャレンジしようにもチャレンジできないことばかりです。とにかく、ブームを作らなければパチンコは衰退して行きます」
今のパチンコ業界を支えているのは一部の高射幸性ファンと多くの1パチ層だ。高値販売で倒産した会社は少ないが、安売りで倒産する会社はいくらでもある。つまり、1パチファンに支えられている今のホールの体質は、非常に脆弱なものになっている。
「4円専用のヒット機種を作ることです。1パチの人も4円専用機を打ちたくなるような」
この証券業界関係者は大のパチンコ好きだった。だった、ということは過去形になりつつある。年齢は50代で年収は1200万円もあるので、パチンコを打つおカネはあるが…
「最近のパチンコ台は利回りがよくない。1万円使って楽しめたら5000円負けてもいいと思う。エヴァ8で2万円使って初当たりが単発で500発でガッカリした。利回りがよくない。潜伏確変は初心者では理解できない。説明書を見なくても誰が打っても分かるような台じゃないとダメ」
業界はお客さんを選別する機械を作り過ぎた。単純明快な台をブームを起こすことが業界の浮沈にかかっている、といえる。
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