撤去対象は半数の150万台とか、一部には撤去にならない具体的な機種名も出ている。これだけの台数だと、一挙に撤去することは物理的にも困難なために、機種ごとに第一次、第二次、第三次と期限を変えながら、撤去して行くのがこれまでの流れでもあった。
こうした断片的な情報でもホールにすれば喉から手が出るほど欲しい。撤去対象なら機械を育成することもしないし、逆に撤去にならないのであれば、その機種を育成して行くことになる。
ホールの関心事はこのままパチンコが撤去されて行くのなら、スロットコーナーを増台すべきかどうかだ。
現場は迷っている。迷っているということは、スロットも稼働が下がっているところにAT規制を受けて、この先不透明なために、スロットの増台には確信が持てていない。それならジャグラーコーナーの増台しかないのか?と選択肢も狭い。
「パチンココーナーがスカスカはとにかく見栄えが悪い。大手は台数を減らして稼働率を上げているように、今後大型店の運営は大変苦労することになる」(設備社長)
これからの荒波を業界はどう乗りきればいいのか?
「全国一斉に30玉の6枚交換にすること。そうすれば設定も入れられる。昔は昼間と夜の2回稼働のピークがあったが、夜の稼働がつかなくなって久しい。それは会社帰りのサラリーマンが来なくなったことが原因。夜の稼働を上げるには設定を入れるしかない。そのためには7枚交換でもいい。それを全国一斉にやれば、1年後にはサラリーマン客が戻ってくるのではないでしょうか?」(コンサル)
キーワードは全国一斉である。業界が一枚岩となり取り組まなければパチンコ人口の回復は難しい。全国一斉でやるからインパクトもある。それを最初からできっこない、と諦めて行動しないことには、業界はじり貧になって行くだけだ。
それでなくても、機械撤去の費用はユーザーからいただくことになるわけだから、ますます釘は締まり、設定は入らないことが予想され、客離れが進むだけである。そうなっては元も子もないから業界が力を合わせなければいけない。
「従業員の給料が支払えて、ギリギリに利益でやるぐらいの覚悟がホールオーナーさんには必要です」(同)
ホールオーナーの意識改革が何よりも必要だ。
最近、心機一転、別の屋号で展開しているホールチェーンの稼働が上がらないのには、そこに原因があるように思える。
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