ここに来てまた老舗パチンコメーカーの経営統合話が出てきている。
もっともパチンコメーカーは老舗ばかりなのだが、この会社、昨年は自社で持っていた版権までを売りに出していた、というから状況は深刻。その前には上野にあった不動産を業界内の会社に転売していた。
「創業者一族も経営から身を引き、このところヒット機種にも恵まれていない。パチンコは最低1万台は売れないとペイできない。10年後があるかどうかを考えると他メーカーとの経営統合によるシナジー効果を検討しなければいけない段階に来ている」(パチンコメーカー関係者)
メーカーというのはホールのように日銭が入る商売とは違うので、機械が売れなくなると100人規模の人件費を支払うだけでも大変だ。
人件費を工面するために、不動産や版権を売却していたのかも知れない。
「一発ヒット機が出ればビルが建つといわれ、以前は日工組へ参入するだけでも障壁があったが、そんな時代はもう終わった。業界規模が縮小すれば、まずメーカーにしわ寄せが来ることが、老舗メーカー2社の倒産で明らかになったように、今、メーカーは魅力がなくなってきている」(同)
これに伴いコンテンツビジネスも曲がり角に来ている。
「いくらいい版権を持っていても、ホールが買わなくなればそれまで。もっともコンテンツそのものが出尽くした感がある」(同)
こういう状況で5月25日、手打ち式を引っ提げて日工組に参入したのがA-gon(エイゴン)だ。
同社のホームページには代表者のメッセージが次のように紹介されている。
現在パチンコ業界は遊技人口が1000万人を割るという深刻な事態に陥っています。
かつてパチンコ遊技人口は約3000万人、老若男女を問わず幅広い世代が楽しむ遊びでした。
そこには玉の動きに一喜一憂できるシンプルなゲーム性、そして適度な射幸性が備わる遊技機が一つのジャンルを形成していました。
A-gonは再びパチンコが広く親しまれる遊びに回帰するために、約40年ぶりに「手打ちパチンコ機」を世に復活させます。
何とぞご期待下さいませ。
アンチ液晶派としては、これは突撃取材もの。
手打ち式がファンやホールにどう受け入れられるかは未知数ながら、パチンコの原点回帰を訴え続けている日報としてもスリープユーザーを呼び戻す起爆剤になれば、と期待したい。
詳細は分かり次第報告する。
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