パチンコ日報

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がっかりさせるリーチ演出が客離れを招く

ボディーブロー。これはボクシング用語で腹部を打つこと。

すぐにノックダウンになることはないが、少しずつ相手の体力を奪って行く攻撃方法である。

まさにパチンコ業界はこのボディーブロー状態だ。

「潜伏確変や出玉のない大当たり。こんなことをしながら連チャン性や爆発力のある機械を作り続けた。複雑になりすぎて普通のファンを潰してきたことがボディーブローのように効いてきている。今は激アツの大当たり演出がファンを潰す」と指摘するホール関係者。

4月下旬に導入が始まったシリーズ機のミドルタイプが不評だ。

「1分以上のロングリーチでギミックも激しく動き激アツといいながらハズレることが多い。お客さんはがっくり来ている。メーカーとしてはお客さんの期待感を煽って、煽って最後は落とすのが常套手段。本当にこんなリーチ演出は止めて欲しい。こんな当たらないリーチ演出ばかりを見させられるお客さんが嫌になって辞めて行く。海物語の支持率が高いのはその振れ幅が少ないから。超ノーマルリーチでも当たるから三洋の機械は安心して打てる」(同)

潜伏確変、出玉のない大当たりと共に、当たらないド派手なリーチ演出がパチンコ離れを加速させることにもなる。

相次ぐパチンコメーカーの倒産で、遊技機メーカー関連の話が連日のように飛び込んでくる。特にMAX機のヒット連発で躍進してきたメーカーは、MAX機が作れなくなるとどうなるか、という話題になる。

「ゲーム性や液晶もたいしたことはなかった。ただ、爆発力だけがお客さんを魅了した。そのメーカーのミドルは誰も買わなかった。1/320になってどんな爆発の仕方をしてくれるのか」(同)

しかし、警察庁としてはその爆発力を抑えたいがためにMAX機の規制に入った。ミドルになって爆発していたらまた規制が待っているだけだ。

業界内では次に倒産するメーカーの名前が連日のように飛び交う。営業利益は出ていないにも関わらず、積立金を取り崩しながら会社を維持しているメーカーも。スロット4号機で一世を風靡したメーカーでさえもリストラを始めている。

「30年パチンコをやってきたが、最近完全にパチンコから足を洗った。だって全く勝てない」(居酒屋店主)とまた一人長年のパチンコファンが業界から去った。

今、残っている客の大半はギャンブル志向客だが、業界を去った客の中には本当に娯楽を求めていた客もいた。

ギャンブル志向からの脱却には大きな代償も必要になってくるが、それが今後の業界の生きる道ともいえる。

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