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マルハン新世界、同業者の感想

マルハン新世界店の記事を読んだ何人かの業界関係者から感想が入った。



属性は新世界店とは競合関係にある店舗の責任者たちだ。実際、新世界店には何度も視察に訪れている。



「新世界から15キロ圏内のホールは相当ビビっているはず。まさか、西成であそこまで集客できるとは誰も予想していなかった。2階に入る予定のドン・キホーテはまだオープンしていないが、ドンキとスロットの客層は親和性が高いので、まだまだ伸びる余地がある」と称賛の声を挙げる。



1パチを最初に手掛けたのはピーアークだった。スタートした当初は1パチに対して誰もが懐疑的だった。勝っても4円の1/4にしかならないパチンコを「今の客が打つわけがない」と嘲り笑った。



ところが長引くデフレ経済で4円パチンコに付いていけなくなったユーザーは、どんどん1円へ移行して行った。今では完全に逆転現象になっているともいえる。



それと同じことが起きようとしている。



「西成は大阪でも一番がらが悪い地区。周辺にはホームレスも多く、生活保護を受けている人数も一番多い。そんな場所に1400台の大型店を作っても集客はできない、と睨んでいた。ところが、1カ月経っても一向に稼働が落ちない。まだ様子を見守る必要はあるが、これはこれで化けるのかも知れない。うちの顧客が新世界のオープンを境に戻ってこない。ジワジワやられている」とはここから6キロ離れている店舗責任者。



マルハン新世界店の横にある世界の大温泉「スパワールド」は、フェスティバルゲートと同時期の1997年に開業。フェスティバルゲートは破たんしたが、スパワールドは現在も営業を続けており、新世界という立地でも商売が成り立つことを証明している。



競合店の関係者が実際に新世界店で打ってみて異口同音にいうのが、「自店より勝てる気がする」。本人が吐露するのだから客を奪われても仕方ない、といえば仕方ない。



「打ち込んでみたい機種が沢山あることも大型店の強味。何より、大型店なので圧迫感もなく快適。足りないものがない。批判するところがない」とお手上げ状態の関係者もいる。



「これでネットが整備されて仕事ができる環境が整ったら最強だ。しかし、このまま手をこまねいているわけには行かない。何とか牙城を崩さなければいけないがどうすることもできない…」(営業本部長)



高稼働を支えている要因は、結構周辺の客が移動してきているようだ。



勝てる気がする。



この言葉に尽きる。







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