パチンコ日報

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ホール勤務で1億円貯めた!

外資系の保険会社でトップセールスとして年収1億円を稼ぎ出していた生活を捨て、実家の再建のためにパチンコ業界へ入ってきた人がいる一方で、パチンコ業界でコツコツ働きながら1億円を貯めた人がいる。



前者の話は別の機会に譲ることにして、今回は後者の話。



パチンコ店に住み込みで夫婦で22年間働いた結果だった。



7月のボーナスをもらって退職して、九州にいる年老いた親の面倒を見ることにしている。



夫婦は共に50代。子供はいない。



酒もタバコもやらない。食事はホールの賄いなので食費はほとんどかからない。寮費の5000円を支払うぐらいで、単純計算すれば年間450万円は貯金してきた計算になる。



夫婦仲も良く、喧嘩することもなかった。



仕事振りは極めて真面目だった。掃除も2人で率先してやるタイプだ。



店長になる話も断り続け、主任を貫き通した。理由は性格的に管理者に向いていないことに加え、店長になれば勤務時間も長くなり、夫婦の生活のリズムが狂い、夫婦がバラバラになるからだ。



従って釘を叩くこともしなかった。これも時間が不規則になるという理由だった。



夫婦はケータイも持っていなかった。



それは必要がないからだ。四六時中一緒にいるので、夫婦で連絡を取る必要もない。無駄なことには一切おカネは使わなかった。



貯めたおカネはただ銀行に預けるだけではなかった。ペイオフの問題もあるので分散しながら安全で確実な運用をしている。金融商品の知識には舌を巻くほどだ、という。



一時期、株に投資したこともあったが、株価が気になり仕事が手に付かなくなるためにすぐに止めた。



貯めたおカネを元手に商売を始めることも考えたこともあったが、経営者タイプではないので、これも止めた。



残りの人生を30年と考えている。



年金も入ってくるが、年間300万円で老後の生活を田舎でゆっくりと過ごす予定だ。



人生、最後は誰が勝者になるかは自分がその時に、幸せと感じるかどうかだろう。



出世することばかりが幸せとは限らない。



家庭も顧みず働きつめている役職者はどう感じただろうか。





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