「貰えるものは、貰える時に貰っておけばいい」と本人が嘯いていたことが漏れ伝わったためにこれほどまでに大問題になった、という。
今後、いままでのペースでお笑いができるのか、と心配しているのは、爆笑問題の太田光。
謝罪会見後に楽屋で、太田が「お前に食わせるタンメンはねぇ!」と河本のギャグで笑わせようとしたのだが、涙目になって何も返すことができなかった、という。
本来の笑いが取れなくなったら芸人も終わだ。大物司会者の紳助がいなくなってもバラエティー番組はやっていける。河本クラスの芸人の代わりならいくらでもいる。人気商売は仕事がなくなるのも早い。
今回は河本が売れっ子芸人ということで、問題が大きくなったが、生活保護の審査基準にメスが入るきっかけになったことだけは間違いない。
今回の不正受給の問題で、河本の年収を役所でも調べることが困難だと報道されていた。
個人の給料を調べることは人権侵害に当たるため役所でもできない。
では、会社の売り上げの生データを第三者が管理することは法的に問題はないのか?
ECOパチの目的はセキュリティー強化を謳い、認証情報が暗号化され機歴管理センターへ吸い上げられる。
ホールに設置された管理コンピュータと機歴管理センターはオンラインで結ばれ、不正監視する。
ユニットの売り上げとポスの景品額が分かれば粗利まで簡単に分かる。
さすがにECOパチになるとそんなことまで把握できるとは一言も触れていないが、第三者機関ができるということは、システムのつなぎ方次第では簡単にできる、ということだ。
それが嫌ならパチンコ経営を辞めろといわんばかりなのがECOパチだ。
「封入式を潰さないと、本当に中小ホールは潰されてしまう。既存の島にそのまま入るのならいいが、そんな情報もまったく伝わってこない。メーカーが封入式を進めるのは、メーカーは中小は客とは思っていないから。封入式が買える中堅・大手だけを相手にしている。いち早く封入式を導入して、そのノウハウを身に着けた大手がますます中小との差を開いていくのだろう」(中小ホールオーナー)
大手だから安泰というわけではない。売り上げ、粗利とも落ちてきている。売り上げを上げるには出店することだが、震災後のパチンコバッシングの影響が出てきているのか、大手でさえも人材確保が困難になり始めている。
「滑り止めなのか有名大学の学生もエントリーはしているが、途中からいなくなっている。数年前に比べると応募する学生の質が落ちてきた。このまま優秀な人材が集まらないと出店計画にも影響が出てくる」(地方大手)
ECOパチによってどんな業界の未来図が描けるのか?
ファンもホールもワクワクするようなバラ色の未来は、まだ見えてこない。

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