この写真が撮影されたのは2012年6月5日。去年の話ではない。
写真を撮った人が「明日はイベントするということなの?」と店員に確認すると「期待してもらっていいですよ」との返事が返ってきた。

場所は警視庁管内のとあるホール。
「私は隣町に住んでいるけど、こんな案内を出していたら、一発で警察からクレームが来るけど、ここは大丈夫なの?」と再び店員に問いかけた。
「はい、この地区は大丈夫ですよ」とキッパリ。
都道府県警察だけではなく、所轄によっても温度差はあるが、先日の警察庁の玉川課長補佐講話も耳に入っていないのか、と思えることがまかり通っている。
比較的厳しいはずの警視庁管内でも地区によってはこんなことが許される所轄がある。
ちなみに、この地区の他店舗では「出玉2万発」の札が乱舞する。
所轄と組合の関係が良好なのか、一発指示処分になる事象がOKである。
「警察庁には所轄の温度差をなくせといいたい。あれだけ、広告宣伝規制をうるさく指導しているのに、未だにこんなことをやっているホールもホールだが、警察庁は身内の管理もできていない証拠。業界は厳しく指導されなければ、できないのだから、所轄は見逃すべきではない。まず、身内の教育から徹底すべき」と憤るのは都内のホール関係者。
また、先日開かれた日遊協主催の環境フォーラム2012で玉川課長補佐がパチンコ業界の節電に言及したことに対して、警察関係者からはこんな声が聞こえてくる。
「環境フォーラムだったので、節電の話になったのだろうが、そもそも節電のことまで警察が口を出す問題ではない。来賓として招かれたからには何か喋らないといけないわけで、最初から招かなければよかったこと」
警察関係者からも異論があるわけだから、所轄で温度差が出るのも分からないでもない。

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