パチンコ日報

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ホール運営の参考にしたい劇団四季の手法・・・その⑦シリーズ再開序曲編

先日から寄稿を復帰した。



この間、四季シリーズの再開を要望する声が多数寄せられていた。



特に劇団四季とマルハンの強さの因果関係に興味を持たれた方からの要望が強かった。



私はこのシリーズで「劇団四季」→「マルハン」→「1円パチンコ」の流れで展開を予定していた。



前回は私の書き方で読者の方が混乱しているとか、いないとかコメントが寄せられた。今回はその中間を取る手法でシリーズを展開していく。



また、このシリーズが毎日続くと一部の読者から批判が出ることが予測されるので、不定期掲載とする。



同時に劇団四季に興味の無い方は、完全にスルーして頂きたい。



さて本題。



先日、上場メーカーの方からヒアリングを受けた。



・業界の展望

・年配者の遊技台への意識

・1円パチンコの展開

・現状の3個戻しについて…など。



この話をした時、上記の話題になった。



現状の3個戻しについては様々な意見があるが、メーカーの開発者と私の意見が一致していた。



これは今後の展開次第では、ベース管理の重要さがクローズアップされる可能性がある。



この話はメーカーサイドの総意ではないことをあらかじめ断っておく。あくまでも一部の開発者の意見だ。



彼はホールが本当に6個戻しの機械をメイン据えていいのか疑問を持っていた。



昔のホールでの釘調整方法で彼と話に力が入った。



スタートを全て6個戻しするより、3個のままにして、ベース調整を丁寧に行えば、ホール側の機械調整の幅が拡がるだろうとの激論に?なった。



メーカーはベースを調整しやすいゲージ作る提案も考えているようだ。



6個戻しにした場合と、3個戻しのままにして通常時のベースを上げやすいゲージにした場合、後者のほうがホールにはメリットがあるはずだ、と。

それが証拠に「高稼働ホールの敏腕店長はそんな調整をしています」。



さて話が大分それたが、釘調整の本来の醍醐味は、スタート調整よりも、ベースやTY調整だと言う人もいる。



その醍醐味を味わう機会が減ったと嘆く店長もいる。



昔はその調整が秘伝で、それが見えない差別化でもあった。



他にも意見を求められたが、後日パチンコ日報で掲載する話をしたので、いずれ寄稿する。



さて画像の記事は、2月16日付の日経新聞だ。

ご一読してもらえば分かるが、ここにパチンコ業界と劇団四季の将来展望の差が読み取れる。



2009年の平均稼働は、前年比よりも5ポイント上がり84%に達している。



その秘密とは何か?



シリーズ後半へつづく。



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