パチンコ日報

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業界内に根強い排他的体質

元店長さんの寄稿中止は残念の極みである。



この件はパチンコ業界関係者のブログやコメントで即日話題になっている。



これだけ話題になる寄稿中止は、業界には非常な損失であろう。



元店長さんの切り口は、業界内では誰にもマネができないものであるので、今回の決断は残念でならない。



元店長さん側の事情は判らない。蓄積された何かがありストレスになったのであろうが、せめて最後まで書いてシリーズを完結させて欲しかった。



その理由の一つは、「マルハンの強い理由、品質保証」に非常に興味を持っていたからである。



私は大手チェーンの社員だから尚更である。同僚たちもこの寄稿をとても楽しみにしていたのだ。



劇団四季からマルハンへの話題は、とてもいい急所を突いていると感じていた。



巷ではマルハンの躍進の要因が語られているが、それが全てとは言い難い面がある。



元店長さんはそれを解き明かす寸前ではなかったかと思うのだ。



この業界の人に多いタイプは、排他的な思想が多いと言うことである。



排他的思想が、元店長さんの寄稿内容に対する批判に継っていると考える。



パチンコに関係ない、パチンコから遠い業種に話が出ると、興味のない人が批判する。



これは非常に残念でならない。



パチンコ日報の前身時代からその傾向はあるのだ。



これと同じことが昔からの業界の体質だと、人生の先輩業界人から何度か聞かされている。



その狭い視野がこの先の業界の発展に影響を及ぼさないだろうか?



元店長さんが書かれている「シリーズ最後まで読み、その時点で感想を述べて欲しい」というのは、世間様では当たり前の礼儀。



それをもできない人が多い事実がある。パチンコ業界に長く居る人は、この意味がお分かりになるであろう。



コメント人が寄稿内容についていけないのなら、黙ってコメントを入れる必要はない。



スルーしておけばいいだろう。



読者が混乱? 混乱なんかしていない人間の方が多いだろう。



その証拠に、今回の元店長さんの声明を残念がるブログがあるし、私のまわりの人間は、誰も混乱はしていない。



暴力とも取れるコメントを控え、自分を磨くためのコメントを入れる努力をして頂きたい。



今回の処置でコメントで批判を入れた方だけでなく、読者は本当に勉強の場が失われたと考える。



多分、元店長さんはマルハンの躍進の真実を書いていたと思うと残念だ。



私は元店長さんの話が外れていても、マルハンの事を書くのを楽しみにしていたのに…。



パチンコ日報の読者に言いたいことがある。



自分を中心に考えてはダメだ! 自分はまだまだ勉強が足りないと思え!



今までの元店長さんの寄稿は、とても解りやすい解説だった。



特にコスト管理の話と、生活動線の話は、最高の評価をしたい。



元店長さんの寄稿内容を理解できない人は、他の業種に転職しても、やっていけないだろう。



私が言いたいことのNo1は「自分の知らない世界を知ろう!受け入れよう!」だ。



それが業界の発展になると確信する。



そして、8日の元店長さんの寄稿を読んだ。



前々からそのあたりの事情をブログに書かれていたので、少々の事情は察していた。



目立ってはアカン、という言葉。切実な思いだと感じる。



これはどこの社会でも共通かも知れない。



羨ましさが妬みに変わる人は多い。表の顔では良かったね、と言いながら、心では、早く失敗しろ、と念じていたり。



誰にでもある妬み心。私にもこの妬み心はある。しかしそれを表に出すかどうかの違いで、私には幸い抑止心がある。



今回の裏事情の話も、パチンコ日報の読者、特に社会経験の浅い読者には、社会勉強になられたと思う。



自分の目の中に見えるものが全てではなく、その裏もある事が理解出来るだろう。



イチローが毎年200本安打を出す裏には、努力の練習があること。



小沢幹事長不起訴の裏、証拠が無いだけだと国民の大多数が思っていること。



マルハンの躍進の裏には、他の会社より社員のモチベーションが高い事がある事。



オリンピックに出場する選手の裏には、家族に支えられた選手がいる話は、オリンピック終了後に必ずいくつか出てくる。



こうやって世の中で起きていることの裏まで想像できない人々も増えた。



先日テレビで他人に文章で気持ちや考えや事実事項を伝えられない若者の増加を特集していた。



一流大学を卒業して、一流企業に入社した女性を題材にとりあげた番組。



今の若者の国語力が低下していると紹介していた。



その一流企業は、若い社員向けに、文章を書く研修まであると話ていたのだが、ゆとり教育の弊害か。



相手の立場や気持ちを思いやる心。



私は今回の元店長さんの事件をみて、私の部下に「相手の気持や立場を理解できるように本を読みなさい」と指導したいと思う。



元店長さんには悪いけれども、今回のことはとても良い勉強材料だとも考える。



パチンコ日報だからこそか。



今回の件、私はそっとしていることに賛成だが、それもできない人々もいるのがこれまた社会だ。



それを認めて生きていくしかない。



NETではひとつの意見が呼び水になり、それが世論を動かすくらいの力になる。



しかし一歩間違えれば、韓国のケースのように芸能人が自殺するに至る。



それもこれも踏まえたコメントを望みたい。



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