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新規事業にペットホテルを思い立ったホールオーナー

元日の夕刻に起こった「令和6年能登半島地震」に引き続き、翌2日の夕刻には羽田空港の滑走路で着陸態勢に入ったJAL機と海保機が衝突するという前代未聞の事故が起こった。2日続きの大惨事に正月気分も吹っ飛んだ。

左エンジン部分が燃え、機内には煙が充満し、「早く出したください」と叫ぶ子供の声が響いたが、日本人の冷静な対応が大パニックになることもなく、衝突から18分後に全員が無事に避難することが出来たのは奇跡でもあった。

このJAL機に業界関係者の親せきが搭乗していた。

飛行機は丸焼けになり預けていた荷物は焼失した。JAL側から、荷物の補償として一律20万円が提示された、という。

業界関係者の親せきはスーツケースの中に北海道土産を詰め込んでいた。スーツケースは8000円。何度も使いまわしていた。中身を含めてもトータルで2万円ほどの被害だった。

命の危険性を感じた人もいたが、その人は20万円の提示に誠意を感じたという。

荷物はおカネで補償できても、ペットを預けていた人はいたたまれない気持ちだろう。

実際、ペット2匹が貨物室に取り残されていた。命を救えなかったJALへ苦情が殺到しているという。

俳優の石田ゆり子やフリーアナウンサーの笠井信輔が貨物室ではなく、「客室に持ち込めるようにすべきだ」との提案に対して論争が起こっている。

持ち込めたとして、事故で脱出する時はモノ扱いで持ち出すことはできない。それでも家族だから連れて行くと言い出したらそこで押し問答が起こって避難に無駄な時間を食うばかりで、助かる人間の命すら危うくなる。

航空会社の顧問弁護士の見解は「ペットは乗せるべきではない」とはっきりしている。

今回の事故であるホールオーナーはペットホテル事業を思い立った。機内にペットを持ち込むことができる航空会社もあるが、緊急時にはペットは持ち出せない。ペットのキャリーボックスがシューターを傷つける可能性があるからだ。

なぜ、思い立ったかというと、オーナーの親せきが都内の自宅をペットホテルとして運営していることを思い出したからだ。最初は知り合いのペットを預かることから始まり、それが仲間内の口コミでどんどん広がった。今でも紹介者がいなければ預けられないシステムになっている。

大型犬なら10頭までは面倒が見られる。ゴールデンリトリバーなどの大型犬で1泊2日で1万5000円。チワワなどの小型犬なら1万円、小鳥やハムスターは5000円という価格帯だ。仲間内のペットホテルなのでちょっと高め。

広い家なので室内で面倒を見てくれて、散歩にも連れて行く。

何より、飼い主が安心できるのはライブカメラで24時間ペットの様子がスマホで確認できることだ。今回の事故があってから2月末まで予約が一杯になっている、という。

ちなみに、ペットホテルは動物病院、ペットサロンが兼業しているケースが一般的だ。



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