就職先は鉄道会社一択。赤字続きで将来性のないJR北海道は論外。東京か関西の鉄道会社を狙っている。本命はJR東日本。第二候補がJR東海。第三候補がJR西日本。宝塚歌劇のいじめ問題が発覚したことで阪急は除外対象となった。
Aさんは息子の就職が決まったら、札幌の自宅を売り払って、息子と一緒に暮らす予定にしている。
理由はオーナーの一言だった。
「北海道の経済はよくならず、ウチは後10年持たない…。ホール経営から退いたら温かい九州あたりへ移住したい」
高騰する燃料費。オーナーの自宅は屋根の雪を解かすシステムを採用しているので光熱費も半端ない。何より雪かきと寒いのが嫌になっていた。
息子の同級生が将来なくなるであろう職業を研究している。電車の運転士にしても自動運転でなくなる職業とも言えるが、接客を伴うサービス業もその一つ。高級ホテルや旅館は例外としても、自動チェックインのホテルも増えつつある。
接客に力を入れてきたパチンコ店も無人化しようと思えば、いつでもできる。すでにセルフカウンターも設備機器メーカーから発売されており、カウンターの無人化はいつでもできる。
「パチンコ店は無人化することで間違いなく復活する業種の一つ。資本力のあるホールが生き残る」と同級生は結論付けている。
学生に指摘されなくても無人化でホールの収益が回復することはオーナーが一番分かっている。まだまだ機が熟していないだけだ。
無人化問題では、ユーコーが経営するスロ専の「EVO37宮崎」がそれに近い。総台数627台は専門店では最大級となる。スロットコーナーが縮小されて行った6号機時代では考えられなかったが、409台がスマスロという点でも驚かされる。これでジャグラーのスマスロがリリースされたら完全スマスロ専門店になる日も近い。
こうして、ホールの無人化というか省人化はスマスロ専門店から現実化することになるのだろう。省人化することで浮いた人件費分を出玉で還元することで集客力が高まり、高設定もバンバン入れることができるというもの。
不正対策にしてもメダルレスなので他店メダルが持ち込まれることもない。遊技機情報センターが出玉情報などを管理することで不正対策が可能になっているので、ゴト対策にホールが目を光らせる労力も省ける。
これで景品買取所の無人化も進めば、ホール負担も大幅に軽減されるというものだ。
理想のゴールは店内設置のキャッシュディスペンサーだろう。そのためにもパチンコ業法が必要になる。

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