いざ、蓋を開けてみると心配された通りの展開となった。ビデオリサーチ調べでは、平均世帯視聴率が、第2部で31.9%(関東地区)となり、過去ワーストとなった。過去最低だった21年の34.3%から2.4ポイント低下した。関西地区は32・5%。第1部も29・0%(関西地区27・5%)で、初めて30%台を割った。
ま、ジャニタレの出場如何に関わらず、視聴率は毎年右肩下がりの傾向が続いているわけだから、さしたる驚きもない。
昭和50年代までの視聴率は70~80%台を叩き出していた。テレビは1家に1台の時代で、大晦日は紅白を家族全員で観るのが年末の風物詩だった。
今、紅白を懐かしむ世代と言えば、視聴率70~80%時代にリアルタイムで観ていた世代とも言える。当時10代~20代だった人たちの現在の年齢と言えば50歳以上の年代で、これが今パチンコを打っている層とマッチする。
そこで水面下で企画しているのがパチンコ紅白歌合戦である。お堅いNHKがパチンコにGOサインを出させるにはハードルが高かったが、視聴率が30%を切る事態に追い込まれている今なら、許可が出るのではないかと目論んでいる。
パチンコ紅白に出場する歌手は、50歳以上の世代が懐かしむ歌手で構成する。一番若手で松田聖子ぐらいまで。
歌合戦だから、白組と紅組に別れて、歌唱シーンが入る。それをどちらが勝つか予想する。
歌手によっては歌詞を飛ばしたり、音程を外したり、と波乱の展開も。この企画の最大の目玉は、紅白は歌合戦が終了後に投票して勝ち負けが明らかになるのに倣って、1回目の大当たりが終わって単発か確変かが分かるところがミソだ。最後にハラハラドキドキの展開が訪れる。
パチンコ紅白歌合戦がリリースされれば、NHKにとっても宣伝になる。
ま、日報で予想したパチンコ版権は一度も実現していないことを付け加えておく。

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