パチンコ日報

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勝てばまたやりたくなるのがパチンコ

年が明けてまだ半月しか経っていない時点で「1年分の運を全部使い果たした」と話すのは還暦になる月1パチンカーのAさん。

地元の超優良店で初打ちしたのはエヴァだった。4000円目で大当たり。その後は大連チャンに次ぐ大連チャンで5万発あまりを出して終了。20万円ほどに。久しぶりに大勝ちした。

20万円も軍資金ができたので心に余裕が生まれた。

次の日は1万円の投資で8万円。差し引き7万円の勝ち。

こうして連勝するとまた行きたくなる。

次の日は甘デジを打ってみた。5000円の投資で4万円勝った。差し引き3万5000円の勝ち。

この調子で同じ店に5~6回通うことになる。

トータルで43万円勝ったところで流石に打ち止めにする。運を使い切らないうちに。これが1年分の運を使い切った正体だった。

正月営業期間も含めて釘は渋かったが、それでも連戦連勝を重ねることができた。

「昔は5~6回に1回の割合で勝てたのに、今は10回に1回も勝てるかどうか。これでは怖くて行けない。勝ち癖が付くと行きたくなるということが改めて分かった」(Aさん)

昔は勝つ頻度が高かったのは、まだ等価交換になっていなかった時代だが、Aさんは勝率を求めるかというとそうでもない。「40玉交換では絶対打たない」とも。1パチも打たないAさんにすれば、40玉交換は換金した時に1パチで打った感覚になるからだ。

こんなに勝てたのは大まぐれとしても、勝たせることが如何に重要かという話だ。人間、勝てばまたやりたくなるものだ。

Aさんが勝ち癖でまた打ちたくなった、というように、ここにパチンコ業界再生のヒントがある。

まず、勝てる環境づくりが必要になる。ここが一丁目一番地だ。ここを整えないことには何をやっても叩かれて、無駄になるだけ。

次は藤田ニコルのような有名人にパチンコの楽しさを発信してもらうこと。和田アキ子や中村玉緒ではないないことを付け加えておく。そのクラスなら黒柳徹子だ。

それこそ藤田ニコルが100人いたらパチンコのイメージが変わる。藤田ニコルが1万人いれば遊技人口も増える。社会的信用のある有名人がパチンコ好きを公言してもらう。

若い女性客を誘導するにはジャニタレでパチンコ好きがいれば心強い。

それを応用する方法の一つとして、自販機をあっと言う間に空っぽにする手法がある。インフルエンサーが〇〇にある自販機のドリンクを買ってきて、と発信するだけでファンは動く。

ヒカキンが開発に携わったカップラーメン「みそきん」は、売り切れ店が続出したことでも実証されている。ファンにすればヒカキンが作ったラーメンとなれば一度は口にしたい。



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