パチンコ日報

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とある派遣会社の営業マンの独り言 アルバイトの面接最強マニュアル②

2つ目はなぜ「すぐ決められないの!?」かです。

なぜ、◯日までに連絡しますと引き延ばすのか? 上席に確認しないといけないと言うのがだいたいの理由だろう。ならば、確認しなくても採否が決められる人間が担当すればいい。なぜ何の決裁権もない人間に任せるのか!?と言うことになる。

応募者は面接終了時に「不安」を感じています。自分は採用なのか?不採用なのか? もし、不採用なら他も探しておかないといけないと思っています。

何も決められない権限のない人が面接をすること自体をどうなのか?と疑われます。それにお店の都合だけでその人の「稼げる時間」を一方的に拘束しているわけです。

何日間も待てと言うわけですよね?

もし、あなたがすぐに働きたいと思っていたらどう思いますか? そんな高圧的な関係性は今の時代には向いていません。

なぜすぐに返事してあげないのか?が分かりません。他の方とどっちがいいか見てから決める? もうその時点で応募者からは選んでもらえないですよ。

すぐに「一緒に働いてほしい」と繋ぎ止めないと明日には他で決まっていますよ。

面接時間もお店の都合。採否の電話連絡のタイミングもお店の都合。入社日時もお店のシフトの都合。

今は、応募者さんが「いいな」と思えるように、最大限譲り合って決めて行くのが良いかと思います。

派遣会社で毎日のように登録希望の方からの応募を対応させて頂いているのですが、パチンコバイトは年々、月々と日を追うごとに「人気」が無くなって行っています。

親世代からギャンブルはダメと刷り込まれ、パチンコ離れで仲間や先輩からも誘われずに、一度も触れることなく育ってきた世代が今の中心世代です。

親に内緒。と言う子もたくさんいます。パチンコ店に入ったことも無いと言うような方が、減ることもなく、爆発的に増えていきます。

そんな超逆風の中で、アルバイトしたいと来てくれた≪超貴重な≫存在をそんな軽く扱っていいのですか?

本当にパチ屋でバイトしたいなんて人はゼロになる日も近いですよ! なのに、お店側は昔の感覚のままで大丈夫ですか?

「キミは働きたいんだろ?」的な姿勢で大丈夫ですか?

働いているスタッフの中でも、全くパチンコしない、興味無いと言う人も少なくない。

なぜスタッフに面白さを伝えないのですか?

車のディーラーで働く方のほとんどが車好きです。ゴルフショップの店員さんはゴルフ好きなはずです。なぜパチンコ店のスタッフがパチンコに興味が無いのですか?

アルバイトで採用して、パチンコの楽しさを教えて、プライベートでパチンコしてもらうって言うようなFUNの作り方があっても良くないですか?

パチンコって楽しい遊びのはずなのに、触れてもらう機会がどんどん減少していっています。

このままだと新規顧客はいつかは消滅してしまいます。

アルバイトの子が仕事終わりにお店のパチンコ大会で、パチンコが好きになり、友達に教えて、一緒に打ちに行く。それが回り回って自店の稼働に繋がっていく。

そうやって新規顧客の創造しても良くないですか?

ただのバイトじゃなく、パチンコの楽しさを伝播してくれる伝道師だと思って育てて行っても良くないですか?

長い時間が掛かる、地道な作業だとは思いますが、やっていかないと間に合わなくなりますよ。

新台入替
広告・チラシ
イベント
会員募集などなど
それだけで新規顧客の創造出来ますか?

今日はアルバイトの面接の話から始まって、新規顧客の開拓、稼働アップの話をしています。

どんな業界でも同じですが、稼働(業績)が上がらないのには原因があります。結果が良くないなら変えれば良いだけです。今までダメだったことを見直して改善するだけです。何も手を打たずに指を咥えて待っていれば、必ず終焉を迎えます。

アルバイトの面接一つで、変えられることありませんでしょうか?


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