パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンコのイメージアップにつながる業界サウンドロゴを作れ!

回転寿司のペロペロテロはSNSで瞬く間に拡散された。犯人の金髪高校生は、実名から高校名まで晒された。数ある回転寿司テロの中でも、このペロペロテロが最もバズった、と言っても過言ではない。被害を受けたスシローは親子の直接謝罪を受け入れず、回転寿司業界全体のビジネスモデルを崩壊させかねない事案なので、損賠賠償を求める方向であることは周知のとおり。

まずは、「ネット」「バズる」ということを念頭に話を進めよう。

東京オリンピックの談合疑惑で失墜した電通は、それでも日本一の広告代理店であることには変わりはない。広告・イベント業界を支配する電通の影響力は政府にも及んでいるということでもある。

2019年に日本で開催されたラグビーのワールドカップにも電通は深く関係していた。マイナーな競技であるラグビーだったが、日本チームの活躍でラグビーのにわかファンが増えただけでなく、ラグビーの面白さ、奥深さも知ることができた。

それだけではない。運営面でも68億円の黒字を生んだ大会の陰には、電通のスポンサー集めと、チケットの完売があった。ワールドカップのプロモーションに電通が果たした役割は大きい。

電通関係者が現在のパチンコ業界を見ていてイライラする心境を露呈する。

「昔は年がら年中パチンコ屋へ行っていた。仕事の空き時間に寸暇を惜しんで行っていた」と前置きしてこう続ける。

「一般人にパチンコを認識させることを諦めた業界に映る。認識されないものは廃れていくだけ。少子化対策より、遊技人口を増やす方が簡単」と言いのける。色々な広告を手掛けてきた電通からすると、お茶の子さいさいか。

具体的にはホールやメーカーが個々でやっている広告宣伝活動も必要だが、業界全体のイメージ広告から始めなければならない。

ここに例題がある。

各企業のCMの中でも耳に残るものがある。企業ロゴと一緒に流れる音楽をサウンドロゴと呼ぶ。その代表例がこれだ。

ココロも満タンに♪→コスモ石油

あなたと、コンビニ♪→ファミリーマート

初めての♪→アコム

思わず口ずさんでしまうような耳に残るフレーズは、企業名と商品名を身近な存在に感じさせることができる。

まずは、パチンコ業界共通のキャッチコピーとサウンドロゴを作ることだ。スリープユーザーはパチンコを思い出し、また新規ユーザーに対してはパチンコでワクワクするようなCMづくりが必要である、ということだ。

加えて、個々のCMの最後の3秒間でも共通のサウンドロゴを流せば、なお効果的だ、という。

業界共通のCM制作ということでは、21世紀会の検討課題になるだろう。

最後に提案するのが、パチンコファン感謝デーはパチンコユーザーを対象にしたものだが、パチンコをしない人向けの感謝デーを7月7日に開催する、ということだ。どんな内容にするかは電通の最も得意とするところだ。

ネットでバズらせることで、いい意味で一夜にしてパチンコが脚光を浴びることもできる。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。