パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

財務体質が強固なホールが主役になる時代

既存店から歩いて3分の場所に大型店がオープンした。台数の比較では既存店の2.5倍の規模で新店をぶつけてきた。

交換率は既存店が3円に対して新店は4円等価。勝負はすぐについた。

「一気にやられました。稼働が落ちて大変なことになっています。等価にしないと全部お客さんを奪われてしまいそうな勢いです」(地元客)

既存店の客は民族大移動の様に新店に流れた。3円交換の既存店よりも4円等価の新店の方が回るのだから、既存客も新店に流れるのは当然の成り行きだ。回って勝てば等価だから自然な流れともいえる。

この手法はマルハンが破竹の勢いだったころのやり方と同じだ。

こうなると資本力の体力勝負となる。そうなると持久戦に持ち込むまでもなく、資本力の弱い方が白旗を上げるしかない。

なにせ新店の財務力は無借金経営で顧客を育成するのに2~3年かけるほどの余力がある。開店から1週間で平常営業に戻って回収するようなホール企業ではない。

大型店は総台数をMAXの状態でオープンしている。周辺人口がまだまだ増える市場なのでMAXでオープンしているが、仮にパチンコ人口が増えない場合は、台数を半分にして、飲食店などのテナントを入れるフレキシブルな計画を立てているようだ。

それもこれも、これまで無理な出店もせず、堅実な経営で無借金を貫いてきた結果である。

パチンコ業界が成熟期から衰退期を迎える時期に反転攻勢に出た形だ。この時期、中小は特に体力も衰えているので無理な勝負をしてくることもない。

遅ればせながら、既存店は新店の企業研究を始めた。一番手っ取り早い方法はオペレーションなどのノウハウを吸収するために、アルバイトをスパイとして潜り込ませることだった。

接客など目に見える部分は真似できても、財務体質までは盗むことはできない。これからの時代はホンモノしか生き残れない時代になってきた。

もっとも、回らない、設定が入っていない、とユーザーは文句を言う前にそんなホールへ行かないことだ。還元できない店は淘汰されて行けば、優良店舗しか残らない。ユーザーの不満も少なるというものだ。



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遊技機でもなくゲームでもなく、パチンコ客だけでなくゲーム課金客も掠め取る製品開発計画

日本の有力企業の一つが、パチンコ市場から顧客を奪おうと虎視眈々と計画を進めている。

「20兆円の売り上げを掠め取るべく、製品を開発している。最盛期は30兆円と言われていたが、本当は40兆円あった。凋落して半分の20兆円になったがそれでも大きな市場であることには間違いない」(事情通)

ここで少し数字を訂正しておかなければならない。業界外の企業なので正確に現在の市場規模を把握していない。2021年の市場規模はダイコク電機調べで14.6兆円である。最盛期の本当の規模は、組合が全国調査したところの推計では、40兆円ではなく45兆円だった。30兆円でもすごいのに「本当は45兆円です」と発表したらもっと色々な意味で狙われるので、黙っていた。

インベーダーゲームがこの世に誕生した時、景品も出ないただのゲームにサラリーマンから学生までが熱中してパチンコ店は閑古鳥が鳴いた。時は流れ、再びパチンコ客を奪ったのがスマホゲーム(課金制)だった。

パチンコとゲームに課金する客層はリンクしており、この企業が狙っているのは、パチンコ客はもちろん、ゲームに課金する層をも、スマホゲームに匹敵する製品で掠め取ることだ。

「パチンコ業界の10年後は今の高齢者がいなくなっているので、10兆円産業になっているが、それでも魅力がある。パチンコ業界の盲点は遊技機メーカーが今のユーザーが減るようなものを開発しないこと。いわば聖域になっていることを先行する。DeNAはパチンコ業界から売り上げを掠め取ったから球団が持てた。パチンコに熱中していた層がゲームに走った」(同)

では、どうしてパチンコ客がゲームに走ったかをこの企業のパチンコ好きだった社長はこう分析している。

「パチンコ業界の大きなミスは各台計数機を付けたこと。効率化・省力化のために導入しているが、私は各台計数機になってパチンコを止めた。玉積みこそがパチンコの醍醐味だった。そこには達成感・快感があり、自己顕示欲を満足させてくれた。客の心理も分からず、業界自らが削ぎ落してしまった。客が減った分、ギャンブル性を加速させた」

確かに、未だに4パチが強い店は玉積み演出を続けている。玉積みを観た客が射幸心を煽られるだけでなく、客の中には出玉を見せびらかしたい心理が働く。箱の数で頑張ろうと粘ったが、箱がないとそういう目標もなくなる。

業界の設備機器の進化が一方では衰退に反作用している。全台がスマート系に置き換わった頃はどんな業界になっているのか?

「生活感がある人はスーパーで買うが、コンビニは定価販売なのに平気で買う一定の層はある。子供の頃からコンビニで買う癖がついているからコンビニは高いイメージがない。ところが一連の物価高でコンビニも曲がり角に来ている。大手コンビニは客数が10%下がっているのに、売り上げは10%上がっている。スイーツなどとの抱き合わせで客単価を上げる努力をしているから」(社長)

パチンコ客やゲームで課金する層以外では、コンビニで買う層も囲い込む製品開発を準備しているようだ。要は生活感のないような層をターゲットに遊技機でもゲームでもないものでシェアを奪おうとしている。

さて、どんな製品になって登場するのやら。あまり開発に時間がかかっていると、そして誰もいなくなった状態になる。捕らぬ狸の皮算用にならないように。


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とある派遣会社営業マンの独り言⑤

本来、派遣とは「依頼を受けた業務」をこなせるスキルを持っている人を派遣する。

パチンコ店で置き換えれば「笑顔」だったり「接客」なのだろうか。だから応募者を登録したら絶対的にスキルチェックが必要なはずだ。もしスキルが足りないならば研修・教育が必要。
お店が求めるスキルに達するまで派遣は出来ないはず。

ただ最近は前述したとおり
・応募が来たらそのままデータを送るだけ
・名前や住所などの個人情報もそのまま送付する
・違法な面接を受けさせ採用になったら派遣する
・研修も教育も心構えすら伝えない
・契約内容の伝達もない
・担当者と会ったこともない
と言うような「適当な(横流し)派遣会社」が横行している。

法律によって許可を受けた派遣会社が、法律を平気で破っている現状だ。
・3年間の抵触日も守らない(未だに3年以上勤務している)
・事前面接を行う
・労働条件明示書などの発行もない

そもそも派遣の許可のない会社が派遣をしているケースもある。
・一般労働者派遣の許可を持っていない会社が派遣する
 アウトソーソング・請負・紹介業などの派遣は違法です。
※派遣免許取得には多額のお金(2,000万円)と様々な要件を満たす必要がある。

派遣会社が「パチンコ店の圧」に負けた結果だと思う。

過去に新規の契約を取るために、シフトに穴は開けない、欠員にはすぐに代替者を用意するなど
適当に出来もしないことを並べ契約を取った。

その代償として自分達がホールに立って穴を埋めなければならなくなった。
それが嫌で、欠勤にお金(ペナルティー)を払う契約を締結した。
事前に見て(面接)もらうことで責任を回避しようとした、というように派遣会社側に大きな問題があるのは事実だ。


話を戻そう。

パチンコ店側は自分達は「高い時給」を出している!と思っているように思う。アルバイト全領域でもトップクラスの環境だと思っている。こんな高い時給を払っているのにと、思っているのを感じます。

教育もせずに横流しで紹介された派遣スタッフ。
なんの情報ももらえず派遣されたスタッフ。
その手間を省いた法律度外視の派遣会社と契約しているから、払っている金額に価値を感じなくなっているのも分かる。

ちゃんと心構えや派遣先の情報を持った方が派遣されてくれば、そんな「高い」と感じることも少ないだろうと思う。

挨拶や、お礼も言えない(最低限も出来ない)方が来ると聞く。なにも教育されていなから、なぜこっちがそんな事教えないといけないとなる。

そりゃそうだ。派遣会社へのマージンは「教育の手間」「雇用のリスク」代となる。そこがすっぽり抜け落ちているところを見ると料金が高いと感じるのは当然だ。

はじめにパチンコ店が「上から目線」と書いたが、アルバイトするならパチンコ店がどこよりも良いとなるには、お店側も、派遣側も、そこで働こうとする人たちも、みんなが目線を変えないと成し得ないと考えます。

派遣会社の人間が言うことではないですが、「ちゃんとした派遣会社と契約してください」としか言いようが無い。

派遣会社を選ぶヒントは「値段」「ノウハウ」では無い! 担当者を含めてその会社に「情熱」があるかで決めてください。本当にお店をその企業を良くしたいと本気で思う人と契約してください。

「ただ単に、安くたくさん人が紹介されて来る」で契約すると御社のクオリティーが下がりますよ。

本当に質の良い人がお店のためにイキイキと働いてくれると、その人が良い波動をお店に起こしてくれます。次に入った人も必ずその良い波動に巻き込まれます。いったん辞めないループが起こると必ず社風が良くなります。そう言う組織を目指して店創りした方が良く無いですか?

環境を整え、良い方が集まれば、社内の不正行為やセクハラ・パワハラも撲滅出来る。

社風が良くなれば、必ずお客様から良い評価を受ける。そこで働く全ての人が胸を張って、パチンコ屋の仕事をしています!と言えるようになるはず。

ギャンブルではなく、娯楽であると言うならば、働く人たちは絶対に温かく優しい人たちが
お客様を見守っていかないといけないと思いますが違いますか。

コメント欄にある特定のホール業界人と思われる方の書き込みに落胆する毎日です。傲慢で偏った考え方。エントリーの本筋を捉えられず表面だけの回答。あなたが働くお店に行ってみたいものです。アルバイトさんにあなたの評価を聞いてみたいです。そしてオーナー様にあなたの書き込み全てを見て貰いたい。どう反応されるか楽しみです。

<本題>
ホール側の人たちに聞きたい。
あなたのお店が契約している派遣会社は、本当に取り組みするに値する派遣会社ですか?
違法な行為が行われていませんか? 店・派遣会社・スタッフが三方良しになっていますか?



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第9話 終焉 ②

夜更けに
 
今まで男性との恋愛経験が豊富であったならば、すぐにでも『これが恋なのだ』と気付くことができたのかもしれない。恋愛とはおよそ縁の遠い環境を余儀なくされた玲子がすぐにそれだと判断することは難しかった。しかし頭では理解できなくとも心は確かに動いている。これまでにないほど玲子の心は一気に躍動を始めた。男は頭で愛を考え、女は子宮で愛を感じるもの。戸惑いを見せている秀樹に対し、玲子の行動は思いのほか大胆でしかも唐突であった。

「ひでくん、表に出て少し歩かない?」

泣きはらした瞼の奥に鈍い光をたずさえた瞳は怪しい憂いを湛えていた。

「え、はい、あのう、はい」と秀樹は返事をしたもののおおいにたじろいだ。
 
確かに一時的であるにせよ玲子に対して好意以上の感情を抱いた。だからと言ってそれが男女の関係を直接指すものではない。これは一種のあこがれに近いものであると秀樹は思いこむように自分を差し向けた。

しかし彼はその思いを簡単に閉じることができなかった。こんな夜中に二人きりで夜道を歩くなんてことは想像しただけでも恥ずかしい。彼女は僕をどうしたいのだろうか。まさか近くにあるホテルローマに誘っているのか。僕が店長の奥さんと、あこがれの玲子さんと・・・。

いやいやそんなことはあるはずもない。玲子の突然の誘いに秀樹の心は大いに揺さぶられ、妄想は自分勝手に暴走していく。でも相手は紛れもない店長の奥さんだからこの誘いに乗れば後々面倒なことにもなりかねない。やっぱりこれはいけないと断るべきだと思ったのだが結局促されるままに店を後にした秀樹であった。

ただ一緒に歩くだけだから、何か特別なことをするわけではないのだから、と手前勝手な理屈を自分の中で確立させた。そうでもしなければこの行為そのものが人の道として成り立たないのである。しかし男の理性とは全く弱くできていて、頭の中をぐるぐる回るへんてこりんな理屈とは裏腹に秀樹の心はすでに躍っていた。

「玲子さん、こんな夜更けに僕たち二人で歩いていてもいいんでしょうか」

良いも悪いも現実に二人はこうして歩き始めている。

「大丈夫よ。あの人は今頃常連客と麻雀しているから朝まで帰ってこないよ」

玲子は秀樹の心配を見透かしてそういった。しかし秀樹の心はかなり穏やかでない。

『朝まで・・・。ということは・・・』またもや彼は卑猥なことを考え始めた。
 
暗い夜の道すがら。一匹の野良犬だけが徘徊し、人気は全くなかった。二人はしばらく無言のままひたすら歩き続けた。途中、ホテルローマのネオンが見えたが玲子はそちらのほうへ行く気配は全くない。当然だよな、と思い苦笑した瞬間の出来事だった。

「あぁぁぁぁ!」と声を張り上げ秀樹は小石につまずき、前のめりになった。

転びそうになると人間は本能的にそばにある何かにしがみつく習性をもっている。そばには玲子のふくよかなお尻が見えた。いけない! これには手を触れてはいけない! 秀樹の咄嗟の願いとは裏腹に本能は理性を上回る。

「きゃっ!」

玲子は自分の身に起こった不幸を瞬間的に察知した。が、時すでに遅し。彼女の腰あたりに捕まった秀樹の手は、ゴムだけでウエストを止めている玲子のマキシスカートをつかんだまま地面につんのめってしまったのだからたまらない。無残にも玲子の薄手のスカートはくるぶしまで完全にずり落ち真っ白な太ももがあらわになった。

「あわわわ。すいません、すいません」と何度も詫びを入れる秀樹。

玲子は秀樹が必死に謝る姿があまりにも滑稽だったので、恥ずかしさも忘れ声をあげて笑った。

「まったく、ひでくんたら。本当はわざとでしょ」

スカートをたくしあげながら玲子はおどけて見せた。

「違います、本当に違いますから」と秀樹はかぶりを振るが転んだ拍子に地面にぶつけた膝の痛みと、偶然とはいえ自分がしでかした暴挙による申し訳なさがないまぜになり、何をどうしたらよいのか全く冷静な判断を失っていた。

そんな秀樹を玲子は聖母マリア様のような慈悲深く広い心で抱き起した。そして秀樹の手の平についた砂を自分の手で払い、しばらくその手をじっと見つめる。

「ねえ。ひでくん。二人で逃げちゃおうか」

次から次へと矢継ぎ早に展開するその状況についていけない秀樹ははるか彼方を見つめた。
玲子の目は決して冗談をいうそれには見えなかった。
 
まさに青天の霹靂、驚天動地とはこんなことを言うのであろう。そして玲子の口からまさかこんな状況の下で昼のドラマにありがちな、ドロドロしたセリフがいとも簡単に出てくるとはいったい誰が想像したであろうか。
 
玲子から告白を受けた気分の秀樹はロマンとはほど遠い不細工な顔ただひきつらせるだけであった。

「やだよね、こんなおばさんと駆け落ちなんてさ」

玲子は自嘲気味の笑いを含み断わりの返事が秀樹の口から出てくるのを恐れてか、彼の答えを一方的に遮った。

つづく


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イノベーションを起こせる優秀な人材が業界の未来を変える

業界がピンチに立った時、それまでの歴史では斬新な機械が登場することだった。今もスマート系遊技機が業界を救うのではないかと期待されている。しかし、本当に業界を救うのはイノベーションを起こせる優秀な人材の確保であると業界のオピニオンリーダーは訴える。

以下本文

パチンコ産業がサービス産業として成熟を目指して行く時、中心になるのは人であるべきだし、人でしかできない。接客ロボットが応対するホテルも出現しているが、ロボットがいかに進化しようとも人を超える接客はできない。サービス最前線の担い手としては、人に頼らざるを得ないと思う。

しかし、残念ながらパチンコ業界の多くの経営者は、これまでどちらかというと人に頼るよりも機械に頼ってきた。稼働を上げる話になると結論は新台入れ替えだけ。この営業戦略は30年以上変わっていない。30年間以上営業戦略が不変というのはパチンコ業界以外にはない。

日々進化している最たるものがコンビニだ。最初の頃と今では品揃えも違えば、扱っているサービスも凄く多様化している。

翻ってパチンコ業界はどうか、というと業界は何度も山あり谷ありを繰り返す中で、業界が落ち込んでいる時に突破できたのは機械メーカーの開発能力だった。でも、これからは機械メーカーの開発に依存するのではなく、自力で人の力でサービス業としての成熟化を目指さないといけない。そういう点から何が必要かというと優秀な人材集めだ。
 
私が大手で採用を担当している時に地方の大学の学院生に内定をどんどん出していたら、役員から「パチンコ屋にそんな頭のいい人は必要ない」と言われた時はショックだった。
 
パチンコの未来は今の延長線上にはない。もっと違う形になって行かざるを得ない。そうでなければ、パチンコ産業の発展はない。

未来の発展の担い手が優秀であれば、あるほど未来は開けて行くと思う。とにかく、ありったけの優秀な人材を集め、その人たちを徹底して教育していく。そこに価値を置く経営者へ意識改革してもらわなければならない。

松下幸之助はおたくの主力商品は何かと聞かれた時に「松下は人を作っています」と答えた。これは名言だ。人を育てることが企業発展の生命線であることをよく言い表している。

パチンコ業界は機械に50万円使うのは何とも思わないのに、人材教育に50万円使うのは躊躇する。この価値観を壊さなければならないと思う。

優秀な人材とは、優秀な大学を出ているという意味ではない。イノベーションを起こせる人ということになる。新しい価値観と新しいものを生み出す時に、ワクワクドキドキするセンスを持っている人たちのことだ。創造性豊かな人たちをどれだけ取れるかで業界は変わっていくと思う。


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