パチンコ日報

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客が求めているのは回る台ではなく勝てる台だ!

日報のコメント欄にはかつて名物コメンテーターがいた。その名はア太郎さん。日報の草創期に長文コメントを寄せてくれていた。そのア太郎さんの消息が最近分かった。結婚相手が大規模農場の方だったので、今は業界を離れ、農業に従事しているようだ。

ア太郎さんの秀逸なコメントは時代を的確に捉えていた。10年以上前のコメントを今読み返しても視点が面白い。

ユーザーは回る台を求めている、という意見にも真っ向から切り込む。

以下本文

回る台を求めているのに、どうして新台が満台になるのでしょうか?

アグネスラムと沖縄2を半々で設置した場合、沖縄2のクギの方が開いてたとしてどちらが埋まりそうでしょうか?

ここに書き込みしてる方はもしかしたら沖縄2に座るかもしれませんが、実際のホールに何%いるでしょうか?(アグネスはやくも微妙な稼働になってきてるみたいですがw)

「ユーザーが求めるのは回る台」という結論づけは早計だと思う。

回らなくても京楽の機種などは長期稼働の実績が出ている。はじめからそういう設計でリーチなど考えて作っているから。ゲーム内容にあった出率設計なのかどうかが問題。実際の営業で使用するスタート回数で保留1~2での図柄停止秒数やリーチ頻度のバランスが重要。

回っても当たらない、勝てないでは逆にストレスになる。

千円で25回回るけど勝てない台と15回でギリギリ勝てる台なら後者を選びますよね。回る台を打ちたいのではなく勝てる台を打ちたいというだけでは。

それなら問題は「回らない」のではなく「勝てない」こと。

原因はMAXタイプや確変率重視のスペック。9人負けて1人大勝ちするような図式が原因。

回る=ボーダー近く回るという定義なら、ファン離れは等価営業が原因。等価営業が多数派になったのは、回らなくても勝ちたいというお客様が多数派なことを象徴しているのではないでしょうか?

ホールの立場から素直に言えば、当然、回したい。勝てなくて、楽しめもしなくてリタイアしていくお客様を減らしたい。

それが現実なかなかできない主な理由は機械費。

機械費がかかる理由は「囚人のジレンマ」。

競合店との関係での機械入替とは、自分がやらなくても相手がやることはわかっているからやる。(今のペースで)やってもファンが減るので損をする。

しかし、やらなかったら相手に取られるので大損をする。お互いやらなければお互い得をするのだが、その選択肢は取れない。

自分がやらなくても相手がやるから。脱落するか、違う路線で戦うか。

その場合、ナンバーワンにはなれなくなる。

ナンバー2でもいいじゃない、ってお店はすでにやっているかと思います。

ただひとつ言える事は通常一度落ちたら急激に落ちていく。浮上するのに大きな労力と金、時間を要する。自店もどっちかというと機械費抑えてなるべく還元(店側の視点での還元にすぎませんが)でもあまり客数増えない(TT)苦しい戦いをしています。

競合店の入替で動いてしまうお客様に悔しい思いをしているのも事実ですが、工夫して勝負することが逆に楽しかったりもする。

常連のお客様に感謝!



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