フィールズは、年初は511円が年末には2700円、SANKYOは3015円が5380円、ゲームカードは1041円が2377円だった。エヴァ効果やスマート系ユニットが業績を押し上げた。
そして、今年2023年の株価予想するのは証券会社系のシンクタンク関係者。
「業界天気図ではパチンコ業界でもホールは雨のち曇りだが、メーカーはずっと晴れ。メーカーだけが一人勝ちする1年になる。しかし、メーカーだけが儲かる歪な構造を是正しなければならない」
メーカー株は買って損にはならないということのようである。今年はいよいよスマパチも登場して、いよいよスマート系元年を迎え、パチンコメーカーにはさらなる追い風になることが予想される。
スマート系にホールが注目するのは出玉性能以外にも、大幅な人員削減ができるためである。たとえば、300台~500台クラスのホールでも、3人ぐらいで回せることが可能になる。従来の半分以下の人数で回すことができるので、3人減らせば1000万円ぐらいの人件費が節約できる。その分、機械代に投資できる、というわけだ。
実際、スマート系が出揃ってくることを受けて、来年にはスマート系専門店で300台クラスの新店を出す計画もあるようだ。さらに、補給工事が不要な分、出店コストも抑えられるために、スマート系での店舗倍増計画を立てている法人もあるようだ。場所も駅ビルの中とか選択肢も広がっている。
「スマート系で、メーカーもホールもコケるわけにはいかないので、今年1年はメーカーにとっても、ホールにとっても勝負の1年になる。スマート系に切り替わる3年間で遊技人口1000万人も夢ではない」とメーカー関係者の鼻息も荒い。
その一方で、前出のシンクタンク関係者は、メーカー独り勝ちの歪な構造是正に向けてこう提言する。
「川下が川上のいいなりになっているのはパチンコ業界ぐらい。ホールはもっとメーカーに対してものを言わなければならない。ダイエーの中内さんは流通革命、価格破壊を旗印に松下電器と大喧嘩した。そもそもメーカーが価格決定権を持っていることに異を唱えた」
全日遊連でも機械価格については問題視しているが、メーカーと大喧嘩することはない。機械がなければ営業できないと思い込んでいるので、あまり強く出ることができない。一枚岩になって値段交渉ができない組織とも言える。機械代で経営が圧迫されているというのに。
ホールはメーカーに機械代を支払うために営業しているようなものである。安く、長く使えて、飽きない機械が理想だ。
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