パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

レジャーなどの無駄なものに税金を掛けたい勢力

ヨーロッパはロシアへの経済制裁によってエネルギー供給が大幅に減ったことで、電気代が高騰している。7月にインフレ率が10.1%に上昇したイギリスは、例えば月額1万だった電気代が5万円に跳ね上がるなど、すべての物価が上がり、特に貧困層は生活に困窮している。

政権や党幹部の不祥事で求心力が一気に低下して辞任に追い込まれたジョンソン首相に代わって、イギリス史上3人目の女性首相に就任したトラス氏が就任わずか1カ月半足らずで辞任に追い込まれた。インフレ上昇による物価高から国民生活を守るために、大型減税を掲げながらも市中の混乱から全面撤回に追い込まれていた。

減税政策に財政悪化の懸念からポンドと国債が急落した。この減税政策に対して内政干渉になるが、アメリカのバイデン大統領も「間違いだと思っていた」と暗に批判していた。

日本でも先の参院選では野党各党は、物価高にあえぐ国民に迎合するために、消費税5%や時限的ゼロ%を選挙公約に掲げていた。元々、政権を取れるとも思っていないのか、無責任な減税政策であることは、図らずもイギリスの失敗が証明した。

日本でも選挙のために減税はできないということだ。景気が回復するまで時間もかかるが、一度下げたものを上げるのは非常に困難を伴う。

コロナ対策で77兆円も財政出動しているので、税金を下げることはしたくない。それなら新たに税金を確保しなければならならなくなるのは自明の理だ。

消費税導入により、廃止された娯楽施設利用税や麻雀、トランプ、花札などギャンブル性の高いゲームに課せられていたトランプ類税、高級嗜好品に課せられていた物品税などの復活を目論む動きも。二重課税は違法となるのでにわかには信じ難い。

「アップルはiPhoneのアプリを3割値上げしました。ゲーム機器やゲームにも課税したら税収は相当上がります。パチンコは生活必需品ではないので、遊技機には税金を掛けやすい。タバコは年々税金が上がっても、ほとんどの人が吸わないので文句も出ない。それと一緒です。パチンコ業界は20万人の雇用を守っていると主張しますが、パチンコ代を生活費に回すと無駄がなくなるので、雇用が10万人に下がってもその方がいい、と考えています。レジャーのように無駄なものに税金が掛けられる」と話すのはシンクタンク関係者。

現在の遊技人口は700万人あまりだが、これが2000万人だったら、何らの方法で思いっきり税金を掛ける対象になっていたことが推察できる。

昭和58年に発行された「路地裏の経済学」(竹内宏著)では、パチンコ商法も取り上げられていた。タイトルにもあるように、パチンコは日陰者的存在だったが、表舞台に出て目立つ過ぎたために目を付けられるようになった。

不幸中の幸いか、業界が自滅してしまったので、今のところ助かっている?


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パチンコは何色?

パチンコは娯楽だ。いやギャンブルだ。パチンコは世の中に不必要なものだ。必要悪だ。
さまざまな批判を受けながらも未だ日本に存在するパチンコとはとても不思議なものだ。

全遊協は1966年に通産省から正式に認可を受けた。遡ること36年つまり1930年に風俗営業第一号店が名古屋で認可された。とWikipediaには書いてあった。
私は、パチンコはグレーゾーンの中で生きてきたのだと思う。ここ30年ほどはグレーから脱却を図りホワイトゾーンへなんとかイメージを変えようとさまざまな努力をしてこられた。しかしそれは今の段階で有効的な結果を残してはいない。むしろイメージはダウンする傾向にある。と言えば、皆さんはそうだそうだと相槌を打たれることでしょう。

それはパチンコに対する評価基準をどこに置くかで変わってくるのではないでしょうか。批判の多くは善、もしくは正しいもの、道徳的なものを基準としているわけですから当然パチンコに対する評価は良いものであるはずがありません。そこでパチンコはグレーでもホワイトでもなく、ブラックだと(イメージの話です)評価の基準を変更するとどうなるのでしょうか。

そもそも賭け事はどこの国にもあり、賭け事は余程強い法律で縛ったとしても隠れて存在するものではないでしょうか。そしてその事実をほとんどの大人たちは知っています。知っていても賭け事をしない人たちはたくさんいます。その人たちは賭け事の是非を口にすることはほとんどありません。なぜなら興味がないし、そもそもその賭け事の内容をよく知らないからです。

そこでパチンコです。私は、パチンコはとどのつまり賭け事だと思っています。だからパチンコは世の中の主流になることはなく、国が援助しなければならない産業にはなり得ないのです。つまり市場(国民)がパチンコに興味を持てば人気が高まるし、市場がそっぽを向けば衰退の一途を辿る。ただそれだけの話ではないでしょうか。

パチンコは賭け事だ。自らがそう言って事業を継続するならば開かれる道もあると思うのです。随分前に身の程を弁え、分際を知ることが大切だと私は記事を書きました。周囲の評価や批判を聞くことも時には大切です。

しかしそれよりもパチンコ産業そのものがどこに位置しているのかを自らが認め公言しなくてはならないような気がするのです。ホワイトなのか、グレーなのか、それともブラックなのかを、です。

現実に射幸性の高い機械を多数設置して入れ替えを頻繁に行うお店にはお客さんが多く集まる傾向にあります。反対に低玉や比較的穏やかな機種を設置しているお店は稼働が低いのです。それこそが自らの立場を立証していることになるのではないでしょうか。



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チューリップ台とアイスクリームの新商品開発の因果関係とは

国内のアイスクリーム市場は90社あまりのメーカーが鎬を削っている。市場規模は2021年度で5258億円。スーパーやコンビニで扱ってもらおうと思えば、一握りの大手の製品に絞られて来るが、それでも共存共栄しているのは業務用の分野があるからだ。

あるアイスクリームメーカーの会長は、年季の入ったパチンコファンで、特にフィーバーが登場する前のチューリップ役物だけのパチンコ台が好きだった。当時の台は出たり入ったりの繰り返しで、チューリップが開くだけの単純な遊びだったが、2~3時間も夢中になった。

そんな自分の姿を思い返し、アイスクリームの新製品づくりのヒントがある!と会長の第六感が閃いた。

井村屋のあずきバーは1973年の発売以来、超ロングセラー商品の一つに数えられている。全国のスーパーの9割に置いてあるぐらい国民的な氷菓の地位を確立している。年間3億本が販売されている。「ぜんざいをそのままアイスにする」をコンセプトに、美味しいだけでなく、毎日食べても飽きることがない味がそこに隠されている。

会長は常々、あずきバーのような看板商品を自社でも開発したいと考えていた。そこで、当時の古い台を取り寄せ、「これを何時間も打ってパチンコの楽しさを体感してみろ」と商品開発の社員に打たせた。ところが、釘が全くダメで何時間も楽しめるようなゲージではなかった。ビンテージ台を取り寄せた時の伝手を辿って釘師に2~3時間で2000発出るように調整してもらった。

仕切り直しで準備は整った。40歳以下の開発担当に打たせたが、概ね「つまらない」という評価で会長の思惑通り2~3時間も打つことはできなかった。パチンコとはこんなものだ。自分のおカネを使い、勝ち負けのハラハラドキドキ感があるからパチンコは楽しいものだ。
カネがかかっていなかったら、そんなもんだろう。

それはさておき、1人だけ嵌ったのは女子社員だった。

彼女曰く「何も考えずに無になれた」。

会長は彼女に「自分が好きなアイスを作れ」と指示を出した。

で、彼女が開発したのは乳脂肪分が少ないラクトアイスのバニラ味だった。「甘すぎず」「くどすぎず」。

これをマルチパックアイスで販売したところスマッシュヒットした、という。無になれるパチンコを打ったことが商品開発のヒントになったとしたら、会長の思惑通りになった、ということである。



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ラーメン屋がまずくて高いものを提供するか? これをホールは平然とやるから客が減る

ハンドルネーム「名無し」氏が、迷走状態の業界をぶった斬る。

以下本文

パチンコ・パチスロは本当は面白い。

理想的なバランスであれば、今でも十分に流行る要素はあると思う。

しかしそれを提供する側のメーカーとホールがつまらなくしているのが現実。

本当は美味しいラーメン店の店主が、わざと不味く高く作って客を減らす、って考えりゃどれだけおかしな事かわかる。

ラーメン店だとそんなことをする理由が無いので絶対にやらない。

ホールだとそんなお粗末なやり方でも多少の客さえいればなんとか維持できる。
これがまさにこの業界最大の欠陥部分。

メーカーも機械の設置期限だったり、お上の一声によるイカサマ特需だったりで、糞みたいな機械でも作れば機歴や抱き合わせで一定数は売れる状態。

ホールはホールで先にも言ったように営業に努力無く工夫無く機械の下方調整だけである程度はやっていける状態。

こんなことこのサイトでも何度も言われている。

市場競争など微塵もない。

まるで、ぬるま湯の中でのベルトコンベア作業。
これじゃ営業力や技術力なんて成長するわけがない。
その証拠が今。

で、店を畳む人らはまるで自分以外の何かのせいにして無念残念がって畳む。自分らのやり方以外に大きな原因など無いのに。

コロナで強制的に数か月なりパチンコから離れた人達は、おそらくこう思った。
「パチンコ行かなければ月末でもこれだけ金残るのか…」とか。

他にパチンコより金のかからない趣味でも見つけられた人なら戻ってくる理由なんてない。
今の娯楽としてもギャンブルとしても落ちぶれたパチンコになんて。

娯楽に戻る以外にこの業界に復活の目は無い。

でも娯楽に戻る事はほぼ確実に無理。
なぜならそんなはした金レベルの売上じゃ巨体の維持が不可能だから。

今のギャンブル状態だってチキンレースになっていて、ほとんどの中小ホールは絶対に確実にいつかは大手に負けて破綻する。

答えはすでに出ているが、もう倒れるまで突っ走ることしかできないのが現実。
中小じゃいくら集まっても大勢に太刀打ちはできない。
かといって大手は助けてはくれない。

なぜなら大手から見れば中小は残るどころか消えてくれた方が大手にメリットがあるんだから。

哀れな集団以外に言葉が無い。


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第7話 本当の恐怖 ①

意気揚々

主任になってからほとんど良いことがなかった。子ガメから殴られたせいで顔がジャガイモのように膨れ上がり、おまけに片方の耳の鼓膜が破れた。そしてそんな僕を病院まで送り届けてくれた木村くんは道交法違反で警察に捕まりボコボコにされて帰ってくる。そして木村くんもジャガイモになった。
 
主任としての自覚をもって少しでも店の役に立とうと仕事に熱を入れ始めた矢先のことだったから僕は見事に出鼻をくじかれる形になった。人生試練の連続である、なんて誰が言ったのか知らないが僕がこの店に入ってから試練の無い日は本当になかった。一度は本気で辞めようともしたのだが、なぜか流れに逆らう事が出来ずに今日も朝からせっせとホール周りをしている。
 
若い奴は経験がないからせめて体を使って仕事を覚えろ。身体だけが若人の財産だ。年取ったら今みたいに動けなくなるから今のうちに体を使っておけ。だからお前は馬車馬のごとく、ボロ雑巾のごとく地べたに這いつくばって毎日を経験しろ。とカルティエは軽々しく僕にお説教をする。

そんなものは自分が楽する為のへ理屈であって、いかに僕をこき使うかという非常に解りやすい意図が見え見えなのだ。それでも僕は相変わらずカルティエに反論できない。理不尽なことを言っているように感じられるのだが、後々カルティエのその言葉をかみ砕いて考えてみると案外的を外していないと思えるのである。

カルティエが好きか嫌いか、と言えば僕は即効嫌いだと言い切れる自信がある。しかしそれだけならばこの店をいとも簡単にやめることが出来るのだが、なぜか彼には言いようのない魅力がある。そして僕はその得体の知れないカルティエの魅力に絆されて、今日もまた変わり映えのしない日々を送っているのである。
 
件の不幸な事件が起こってから十日ほども過ぎた頃、僕は今日もホールに出て開店準備に追われていた。今日は店長のカルティエが組合会議で夕方まで帰ってこない。加えて経験豊かな木村くんと関口さんは昼過ぎからの出勤予定になっている。幹部社員がいないパートでホールを取り仕切るのは僕一人という形になった。

「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。本日もぱちんこローマへごひいきご来店いただきまして誠にありがとうございます」

といつの間にか詰まることのなくなったマイクパフォーマンスで朝一のお客さんを呼び込む。マイクで売り上げは一割変わるのだ、というのがカルティエの持論。仕事はできなくてもマイクパフォーマンスだけは徹底的に練習させられた。僕はそれが案外嫌いでなかった。
 
マイクを通して五分、十分とお客さんに語りかける。時間がたつにつれて僕のテンションもハイになる。誰もいないこんな時こそ僕は主任として頑張らなければいけない。そう思うと手に持つマイクにもさらに熱がこもってくる。

そして三十分ほどに及んだマイクパフォーマンスが終了すると店内を流れる音楽が、軍艦マーチから演歌の有線放送にと切り替わる。ここら辺の一連の動作は何の打合せも無くカウンターレディーの連獅子こと松本さんがササっと慣れた手つきでアンプのスイッチを切り替える。
 
僕は習慣通りに店内の環境整備に取り掛かる。島の中に入るときコーナーランプが点滅していないかを瞬時に確認した後、一列目の島に入り雑巾で空き台をササっと拭いて回る。コースの中間まで来たら後ろを振り向き、ナンバーランプをつけて従業員を呼んでいるお客さんがいないかを再度確認する。

よし、大丈夫。 雑巾がけと同時にお客さんが一度座って立ち去った形跡のある台は椅子の位置が乱れている。そんな椅子は僕の手にかかれば一瞬のうちに整然と元の位置に直される。
 
空いていている紙コップや空き缶の回収も忘れてはならない。お客さんがいつでも気持ちよく遊べるようにするためには下手くそなおべんちゃらや愛想を振りまく前に徹底的に機械台の周りをきれいにしろ、と教わった。僕はそれに応えるべく一連の動作の流れを止めることなく、川の水が流れるように、軽やかに、リズミカルに、そして仕事そのものを楽しむようにホールを一周して回る。
 
それが終わったら今度は先端に強力な磁石がついた棒を取り出す。開店して一時間もたっていないのに、床を見渡すとここかしこにぱちんこの玉が落ちている。僕はそれを目ざとく見つけてはその磁石の付いた棒で玉を拾い上げる。まったく仕事の流れに淀みがない。

僕の仕事は何てスマートなんだろう。ホールをミツバチのように飛び回る僕の姿はさぞかし輝いているのだろう。こんなに一生懸命に働く奴は僕をおいてほかにいないのではないだろうか。自画自賛の妄想はとどまるところを知らない。先日の自己嫌悪はいったいどこへ行ったのか。今日の僕は自己満足の塊である。
 
そんな矢先のこと。何度も何度も、飽きることなくホールを巡回しているとある光景に出くわした。平和のブラボーコーナーにあまり見掛けたことのない、よぼよぼの爺さんとその隣に恐らくその爺さんの連れ合いなのだろう、およそ釣り合いのとれない一見チンピラ風の若いあんちゃんがいた。

それ自体は大したことではないのだが、僕がふとその二人に目をやるとあんちゃんがよぼよぼの爺さんに自分が持っている玉をザザーっと横流しした。僕はすぐさま二人のいる席に向かい注意を促す。

「お客さん、玉の横流しは禁止ですよ」

ルールを重んじ悪を許すことのできない性格の持ち主である僕は怒りの感情を押し殺し、とりあえず失礼のないように振舞う。しかし、しかしである。どうして神様はこんな僕にひどい仕打ちをされるのか。悪をさばき正義を貫く迷える子羊をどうして神様は史上最大の恐怖でさらなる試練を与えるのか。そんなことを僕はまだ知る由もない。

つづく