時給1200円で募集している関西のホールのアルバイトが全く集まらない。1200円は大阪の平均1247円よりも低い。さらに隣接する競合店が1300円で募集しているので、ほとんどがそっちへ流れていることも考えられる。加えて、このホールはアルバイトでも試用期間として10カ月間は1100円のために、その差は200円になる。これでは時給が選択肢で大きなポイントになるのでアルバイトが集まらないのも仕方ない。
ただ、働いてみれば人間関係が良好なことに加え、シフト変更も友達同士で勝手に変えることもOKで会社へ報告する必要もないおおらかさがある。福利厚生が充実しているので、長続きする人が多く、10年、20年とベテランアルバイトも少なくない。20年選手ともなれば時給は1700円に達する。
スタート時給を上げられないのは、やはり会社の業績も影響している。賑わっているのは低貸しコーナーだけで、これでは売り上げ、利益とも上がらない。
アルバイトが全く集まらないことを受けて、求人広告の代理店がこんなアドバイスをした。
「応募のハードルを下げるために、履歴書不要にしてみてはいかがですか? 履歴書を書くのが面倒という人が多いですから、それで様子を見てみましょう」
履歴書不要にチャレンジしてみたら、これがとんでもなく常識のないレベルしか応募してこなかった。高校中退組が多く、もはや選べるというレベルでもなかった。パチンコ業界に入ってくる人材のレベルがさらに下がった。
「今の若者に受けているのが、自由な時間に自由に稼げるウーバーイーツです。人手不足解消のためには時給を上げるしかありませんが、パチンコ店の時給の高さのアドバンテージはもはやなくなりました。今後はコンビニのように外国人の採用で対応することも視野に入れた方がいいでしょう」(求人広告代理店関係者)
人が集まらないのなら、最後の手段はオペレーションのオートメ化しかない。最小限の人数で回し、その分、時給を上げるしかない。
「若者は韓国が好きです。パチンコに対しても在日のイメージはありません。それよりも、パチンコ店は未だに中の人の顔が見えない。1度もパチンコ店へ入ったことのない層からすれば、閉鎖的で不安でしかない。もっとオープンな雰囲気を出さないと若者はパチンコに振り向いてくれません」(同)とアドバイスする。
オートメ化を推進する一つがスマパチ・スマスロがその役目を果たすことになるのだろうか?
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