パチンコ日報

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今欠けているものは何か

4週に渡り業界の未来について私見を述べさせていただきました。

「ロマン」や「志」といった普段ほとんど使うことのない言葉を用い改革を起こすなら戦略の策定が必要だ、と述べました。しかし「将来どうなるのか」「未来はどう創造されるのか」といったこれらのキーワードはあまりにも不確実であり、想像上の噂話でしかありません。

誰かが未来について語れば共鳴する人がいて批判する人がいます。仮説は道標です。

たくさんのコメントをいただきました。私程度の者が書いた記事に対しても寄せられた言葉の数々はとても貴重なものでした。パチンコに対する嫌悪や批判。加えて諦めや絶望。ネガティブな意見ばかりでなく、ポジティブなお言葉もありました。

この全ての言葉の中にはコメントを書かれた方々の感情が込められています。ホール企業さんやメーカーさんはこのような顧客の内側(感情)にもっと深く立ち入るべきだと改めて強く感じました。

私は「志」などと言い、大きな風呂敷を広げておきながら自身で出来る事は小さなものです。研修を受けられた方々との時間を真剣に過ごし塾生の成長の手助けをする。それが私の身の丈に合った「志」です。業界の将来を変えることができる大きな器を持った人の「志」と一人の人間と真剣に接するという私の「志」との間に大小の違いはあれ、優劣はありません。

大抵の人は「志」という言葉を口に出すことにためらいを感じます。

それはどうしてでしょうか。元々は何かを目指し、ありたい姿を描きながら生きてきたはずです。ところが社会人になり、日本特有の村社会の環境に流され、少しずつ自分の心を削る。それはそうしないと生きていけないからです。

「私は将来〇〇になりたい」「私は一生懸命働いて〇〇したい」これらは皆その人の「志」です。それを言えなくしてしまう環境があるのです。今の世の中は何かを言えば誰かが誹謗中傷的な言葉を投げかける。そんな言葉を聞いて嫌な気持ちになるくらいなら口をつぐんでおいた方が賢明だ。そのような悪循環が人の成長を妨げる一つの要因にもなります。

いつでもどこでも人がものとことの中心にいます。そこに例外はありません。

私は20年に渡り8000名を超える方々と接してきました。つまり8000通り以上の人生の一部を垣間見させてもらったのです。その多くはパチンコ屋さんで勤めていることで周りからの評判を気にするよりパチンコ屋さんに勤めながら自己成長の可能性があるかという不安を抱えているのです。

私はそのためにもホール企業さんに頑張って欲しいのです。社員が働きながら自分の成長を実現することができる企業が増えればその先にパチンコ産業の展望が少しは明るくなるでしょう。

企業は人がつくり、その人の成長を助けるのが企業の使命です。
そのためにも企業は産業レベルでの戦略的発想を求められるのです。


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