ベンツを買うという青年のお話を例えに出しましたが、これが法人レベルや業界レベルになるとそうそう簡単にことは運びません。
コメントにもご指摘がありました。ベンツを買うということは志ではなく物欲金欲の話だというお言葉通り、ものを手に入れるという話とは次元が違います。
もっと世の中の環境の変化を予測するべきですし、市場がどのように推移して実際に求められるものは何なのかを探り続けなければなりません。もっとも先を見据えて行動するという事柄をお伝えしたかったのですが、書き方に問題がありました。反省至極です。
さて、今後パチンコ産業はどんなことに手を加えなければならないのでしょうか。
① パチンコ産業は消費者に何を提供して信頼支持を得ようとするのか。
② 現在の形を継続するつもりなのか、それとも全く新しい媒体にするのか。
③ 娯楽産業として存在するのか、それともバクチ業として存在するのか。
④ 働き手のスキルは今と同じで良いのか。
数を挙げればキリがありませんが、最初の2点だけに絞ってみても非常に難しい問題を抱えています。(現状の媒体や形式ではパチンコのビジネスが成り立たないと判断した私個人の感想です)あるいはそうではないかもしれません。しかしその可能性は極めて低いのです。パチンコ情報誌グリーンベルトの調べでは10年前のパチンコ人口が1215万人であり、それが現在では837万人と実に10年間で32%も減少している事実をみれば、20年後の状態が決して楽観視できるものではないからです。
だから今から20年後のパチンコ産業のあるべき姿を模索しなければならないのです。現在40代の経営者は60歳になり、30歳の社員さんは50歳になります。まだまだ現役バリバリで仕事をし、それぞれの営みの中で中心的存在だろうし、またそうでなければなりません。
とりわけ経営者には多くの働き手の人生が両肩にのしかかっていますから、その責任はより重大なものになることでしょう。定かではない記憶で大変申し訳ありませんが、行政は当時16000軒とも18000軒とも言われるパチンコ店を8000軒以下にすると公表したのが15〜6年前と記憶しています。(数字に誤りがあればご指摘ください)当時そんなことを真剣に考え、対策を練ったホールさんもメーカーさんも私の周りにいませんでした。そして今です。実際にはどうでしょうか。
私が申し上げる20年後のロマン、志なるものは決して綺麗事や理想論ではないのです。そうしないと産業が消滅してしまうかもしれないという危機感からくるものです。20年後の姿は生き残るための手段だけを考えていては何も変化は起こりません。今からでも遅くはありません。
パチンコ企業さん、メーカーさん。どうか真剣に20年後を考えて欲しいです。
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