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大阪に6400台の超大型スロ専が誕生したらスロッターは行く?

日本のIRカジノはまだだいぶ先の話と思われているが、大本命の大阪は4月26日、ついに国へ区域整備計画を申請した。晴れて国からのGOサインが出れば、2023年の春に着工し、2029年秋以降の開業を目指す。

今はコンテナのターミナルだけで、まだ何もない大阪・夢洲


では、大阪・夢洲にはどんなスケールのカジノができるのかというと概要はこうだ。
カジノ施設面積は6万5166㎡(約2万坪)。東京ドーム1.4個分に相当する。このうち、ゲーミング延べ床面積は2万3115㎡(約7000坪)で、3フロア構成となっている。

1階は消費金額が比較的低い大衆向けフロアとして、約6400台のスロットマシンが並ぶ。2階から3階は約470台のテーブルゲームで構成され、2階は消費額が比較的高いプレミアム顧客向けフロア。3階は消費金額が最も高いVIP顧客向けフロアで、プライベートが保てるラウンジ空間となる。



業界的に表現すれば「6400台の超大型スロ専誕生!」となる。この設置台数を見ても分かるようにカジノは、遊技業界のスロット客を狙っていることが伺える。実際、オリックスはインバウンド客が見込めなくなり、「今は全員日本人客を前提に日本人だけでどれだけ回るかを基にプランニングを作っている」と述べている。

では、ターゲットとされている遊技客はどう捉えているのか? 元スロプロはこう話す。

「結論から言うと私なら行くと思います。前提条件は一般人もプロも一緒なので、初期段階で参入してみるのが重要だと考えます。カジノでどれくらいの金額が実際に動くかという点では不確実性がありますが、投資として入場料の6000円が出せないという判断には至らないと思います。マイナンバーも作ります。なぜなら、最初に行くから先行者利益がある。実際に打つかは別ですが、法則性を測れたりはするとは思うので、実際に目で見るのが重要だと考えています。カジノ側も最初は出すと思いますので、うま味はあると思います。勝てるとなれば、リスクヘッジをしてでもやります」

ラスベガスのスロットマシンのトップクラスの還元率は約93%だ。この還元率と日本のパチスロの機械割とは意味合いが少し違う。例えば還元率が98%のスロットマシンでは、100ドルの賭け金のうち2ドルは胴元の取り分で、98ドルは還元できる。   

一方のパチスロの機械割は98%のパチスロでは、10000ゲームを消化すると3枚×10000回=3万枚メダルが投入される。機械割り98%なら、2万9400枚の払い出しが期待できるという意味だ。

入場料を払ってでもパチスロよりも勝てるとなれば、フットワークの軽いスロッターはカジノへ流れる可能性はある。おそらく、オープン当初は集客する必要があるので、還元率は相当高めに持ってくることが予想される。それはスロプロが指摘する先行者利益というものだ。

回胴王決定戦で優勝しラスベガスへ行ったS氏はこう見る。

「日本のパチ屋にあるスロットと、カジノに置いてあるスロットは全く別物なので行くことも期待することもありません。 実際にカジノでスロットを打ったことがありますが、全然面白くなかった。 カジノスロットは1発当たればデカいかもしれませんが、ただの作業。 一方、日本のスロットは自分の考えと技術と経験で攻略できる要素があります。あんなに作り込まれているゲームはなかなかない」

ラスベガスフリークだった業界関係者は、9対1の割合でテーブルゲーム派。スロットはあまり打つことはなかった。

「メガバックスは全米のカジノとオンラインでつながっているので、億単位の金額で勝つことはあるけど、それは宝くじのようなもの。1回が3ドルで1000ドルから1300ドル出るスロットが人気だった。日本のパチスロは目押しなどの技術介入ができるので、面白い。スロットはレートの高さに魅力を感じる人もいるが、ボタンを押し自動で止まるのを待つだけで面白くもなんともない。パチンコよりつまらない」

MGMの思惑通り、日本のスロット客を獲得できるかどうかは還元率だ。収益の柱はテーブルゲームで億単位を使うVIPにかかっている。


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