パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

コロナ対策で財政が逼迫する東京都はIRカジノに色気を出す

東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会の事務方は、各省庁や都庁、民間などからの出向組約8000人で構成されていたが、大会も終了し古巣に戻ってきた。

そのうちの1人が組織委員会の金銭感覚のなさを嘆く。

「ボランティアスタッフにはユニフォームとして、ポロシャツ3枚、ズボン2本、シューズ、帽子が支給されているんですが、ボランティアが大量に辞退したことで、ユニフォームも相当余っています。弁当のように大量廃棄したらまた、問題になるので、ボランティアに余ったユニフォームを再配布するようです。それこそ、無駄で欲しいという人に有料で販売して赤字を少しでもカバーしようとする発想がない。再支給されても困るだけで、絶対にメルカリに出品されるはずです。自分の懐が痛まないので、平気でそういうことをやる。全く金銭感覚がない。選手村などの余ったアルコールやマスクも廃棄です。カネに替えられるものは廃棄しないで販売すべきです」と憤る。


ま、所帯は寄せ集めで資金は税金だから自分のおカネという感覚は湧かないのは当然か。

聖火リレーに参加したランナーは、記念にトーチを買うことができるが、約7万円する。記念品としては高価で、辞退者が続出。売れ行きは低調のようだ。

東京オリンピックは無観客で開催されたため、チケット収入も入らず、大幅な赤字になることは確実。この赤字を巡ってどこが負担するか国と東京都と組織委員会の3者での綱引きが始める。

財政が日本一豊かだった東京都は、コロナ対策で貯金を使い果たした感があり、赤字分は国に負担させたいところだが、ここに来て東京でIRカジノを開業した場合、経済効果を分析する研究課が動き始めている、という。

「カジノが儲かるかどうかということではなく、オペレーターが赤字でも都としては税収が入ればいいわけです。都内にはパチンコ店も多いので、パチンコ客を取るだけ取ってやろう、という目算です。そのためには6000円の入場料を下げればいい。アクアラインは2320円の通行料を800円に値下げして、大幅に利用者が増えたように、入場料は1000円に下げれば、都内のパチンコ客は1~2時間かけてでも来るはずです」と読む。

IRカジノの大本命は元々東京だった。財政基盤が盤石な東京は、石原元都知事以外は都民が反対するカジノには難色を示してきたが、そんなことも言っていられないほど、財政は逼迫してきている。

「横浜が下りてくれて本当に良かった。お膳立てはできました。やはりIRは東京一択ですよ」と期待する。




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特定日の満台感に満足していいのか?

平日の昼間、周年祭を迎えた旗艦店は出玉感満載で空き台がないほどの高稼働を誇った。その模様を視察に行ったホールバイト君は「こんなしんどい店では絶対働きたくない」と別の感想を漏らした。

各台計数機が当たり前の時代にこの旗艦店は、出玉を見せるために箱積みを続けているからだ。実際、周年祭では期待を裏切ることなく圧倒的な出玉で集客していた。コロナ禍を感じさせることもない。

まだまだ業界も捨てたものではないと思われるかも知れないが、ホールバイト君は「ハイエナだらけで雰囲気はよくない」とも付け加える。

パチンコのギャンブル化と共に増殖したのが開店プロやウチコ軍団だ。

その存在についてハンドルネーム「ナナシー」さんがこう指摘する。

「〇〇市の某店は今頃出禁祭りと化してます。散々軍団にやりたい放題されてようやくです。今の会社って数字だけ合わしゃいい。還元を誰が持って帰ろうがどうでもいい。

これだからこうなる。

そして演者とか来店でイベ煽って結局少ない6は軍団のヒキコにとられる。たまに一般人が座れたとしても張り付き倒してイヤイヤやめさせるみたいに持っていく。あぶれたウチコは遊タイムエナをその地域の店でひたすらやらされる。死に物狂いで金取りにくる人種に対するなら会社側も死に物狂いで連中を排除するべきでは?」

ハンドルネーム「55歳 会社員 男性」さんもプロ集団を問題視する。

「パチスロは娯楽と言いながら完全に駆け引きの勝負事。打ち手は最初からプロではなくビギナーから。そのビギナーの芽を摘み取っているのは自称プロ集団。5号機以降は自分達が食っていくために骨に僅かにこびり付いた肉を容赦なく剥ぎ取っていきビギナーの息の根を止めている。更には勝ち金を返しに来ないから常連客が流石に察してその店には客が居なくなり、それを転々と繰り返し、店がどんどん潰れていく。プロ集団のぬくぬくとした生活と引き換えに。しかも態度が横着。パチスロを続けていくという前提に立てば、個人的には一番無くすべき存在がプロ集団」

業界が妙な方向に進みながら遊技人口を減らす一因がプロ集団を育てたことだろう。プロ集団排除を徹底して、都内在住で55歳以上と女性のみにして8月5日にプレオープンしたホールのケースでは、ガラガラの状態だった。ホールの満台感はやはり開店プロ、ウチコ軍団によって支えられている。



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まだ業務でウレタンマスクを付けていますか?

名古屋市の河村たかし市長が1日、新型コロナウイルスに感染していることが分かった。

東京オリンピックの女子ソフトボールで金メダルを獲得して表敬訪問した後藤希友選手の金メダルをかじる蛮行で世間の大顰蹙を買っただけに、「ヤッパリか」という感想である。



専門家はコロナ感染防止には不織布マスクを勧めているのに、普段からゆるゆるの布マスクで「メダルをかじったバチが当たった。色んな人が触ったものをかじること自体、危機管理ができていない。危機管理ができていないから布マスクを使っている」と市民からも一刀両断。コロナに感染してもネットでは同情する意見はほとんど見当たらない。

感染防止に効果がないと言われているウレタンマスクや布マスクだが、マスクが不足していた昨年なら兎も角、マスクが十分流通している現状では、不織布マスクの着用が求められている。ファッション性を求めてウレタンマスクを着用する若者が感染を広げているとも言われている。

女性自身のネット記事に「『ウレタンマスクはほぼ効果なし』緊急声明の教授が空気感染対策に警鐘」というタイトルが躍った。

以下抜粋

マスクの素材別の粒子除去性能を実験した、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長の西村秀一氏は、“ウレタンマスク”の効果の低さを指摘する。

「理化学研究所が行ったスーパーコンピュータによるシミュレーションではウレタンマスクでも30〜40%の除去効果があると出ていたのですが、実際にやってみると除去率は5マイクロメートル以下の粒子だと1%以下。ほぼ効果がありません。布やポリエステルは多少ましですが、それでもあまり効果的とは言えません。逆に不織布マスクは最も小さい粒子でも90%以上の除去率を示しています。医療従事者もつけるN95マスクに比べるとわずかに劣りますが、一般的な生活圏で使うなら十分な機能を発揮します」

引用終わり

デルタ株は、従来株よりも空気中に漂うウイルス量が何十倍も多い可能性が高いために、飛沫感染以上に空気感染対策が肝になる、と言われている。そのためには不織布マスクをきちんと正しく着用することが、空気感染の対策にもなる。

不織布マスクの重要性が分かったホール店長が、顧客と従業員のウレタンマスク着用率を調べたら、顧客が24%に対して従業員は50%だった。

まず、従業員から手本を示すために不織布マスクを着用するように会社から指示して欲しい、と店長は考えたのだが、社長がウレタンマスク派で上申できなかった。

マスクなんてそんなに高くないのだから、上申することなく店長権限で不織布マスクを買って従業員に支給すればいいだけ。そんなこともできないようでは役職者とは言えない。


他の店舗でも不織布マスクに拘っているところは少なく「黒」を禁止にする程度で、素材にまで意識は回っていない。

ホールでは最低限不織布マスクを着用することが感染対策になる。医療従事者でウレタンマスクを着用するものはゼロであることが物語っている。



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等価の反動。パチンコの醍醐味であるジャンジャン玉を出すことを忘れた業界

等価交換が主流となり、やがて等価釘についていけない客のパチンコ離れを救済するために始まった1パチだった。

その当時、1パチを推進する大手ホールの会長はこんな発言をしていた。

「売上は小さくても精神的に豊か。みんなニコニコしている。4円営業の店のトイレは必ず壊されるが、1円営業ではまったくない」

等価交換~1パチへの流れを「業界がおかしくなる」と危惧したのは下位メーカーのある社長だった。自らがゲージ設計にも携わっていた。

40玉交換が主流の時、3回権利モノは6000発が出た。1回の大当たりで1万5000円になった。

それ以前のゲージはオマケチャッカーを付けてまで、1回の大当たり出玉を多くするように、メーカーは「玉が出るゲージ」設計にしのぎを削った。

玉を出すことがパチンコの醍醐味だったのに、全国大手が等価に舵を切った時、「このままでは誰もパチンコについていけなくなる」と予見していた。

その心は「どれぐらい回って、どれぐらいのベースがあればついてこられるかをお客の立場に立ってゲージを設計していた」からだ。等価仕様では回すこともできず、ベースも辛くならざるを得なかった。

社長は等価が主流になって脱落する客が増えて「マズイ」と思っていたが、1パチが主流になると「ヤバイ」に代わった。1円をやると二度と4円には戻れないことを予見していたからだ。

しかし、社長の憂慮に対して気を止める業界人はいなかった。1/400のMAX機で最大の売り上げを上げていたため誰も気づかなかった。

MAX機は勝つ金額も大きいが、負ける金額も半端ではない。

カネがかかり過ぎる遊びは初心者のハードルをどんどん上げていく。

「このままでは大学生が打たなくなる。学生時代にパチンコを始めなければ、社会人になっても打たない。等価は普通の人がするものではない。交換率を下げてジャンジャン玉を出さないと新規のお客さんは来ない。それができなければ業界の復活はない」と断言する。

では、どうすればいいのか?

「遊技人口を増やす妙案は一つ。大手が率先して40玉~50玉交換の出玉演出で成功させること」

そのためには低価交換用の専用機だって必要になる。AIにユーザーの気持ちを入れて、AIに遊技機を開発させる…なんてことを考えているメーカーもありやなしや、と。

「電気自動車が主流になるとクルマづくりにグーグルが参入したように、これぐらいの変化がパチンコ業界も必要」

既存のユーザーを対象にするのではなく、今までの発想から脱却して新規ユーザーを開拓する第2ホールを専用機でチャレンジするぐらいのことが必要になる。



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廃業寸前のホール再生物語 上

「等価交換がダメだとか低価交換がいいとかの問題ではない。客商売とは何かということを考えれば自ずと答えは出てくる。お客さんが合点してくれることを追求するのが商売の本質」と話すのはS代表。名刺の肩書にはチーフアドバイザーと印刷されている。

同社の役割はホールの再生。患部を治療し、元気なホールに立て直すことを業務としている。
 
2009年から立て直しを担当したホールは、中国地方の人口14万4000人のS市にあった。主要産業は重化学工業で石油コンビナート群は、工場夜景のメッカともなっている。ブルーカラーの人口が多いことからマルハン、ダイナム、それに地元の強豪店が鎬を削るエリアで競合していた。

昭和のボーリング場を転用したホールは、建物も古めかしく、中高年の従業員が働く店内は昭和の香りがする。再建を請け負った当時の稼働は1割以下。オーナーは廃業も視野に入れていた。

立て直し以前はMAX機の新台をたくさん買う割には、稼働は芳しくはなかった。原因は客の管理が全くできていないことにあった。他店で出禁になるような不良客の溜まり場にもなっていた。雰囲気が悪いので一般客は寄り付こうともしなかった。

立て直しに際して、オーナー側から提示された条件はたった一つ。従業員をそのまま雇用することだった。勤続年数の長い中高年が主体で、正社員のコストが他店に比べて1.5倍の高さだった。従業員、建物、設備の三拍子で古く、すべてのレベルが他店の水準には達していなかった。唯一の救いは無借金経営だったこと。

目指したのはオンリーワン営業だった。手始めに、4金種対応の台間サンドの導入と古かったトイレの全面改装を実施した。と同時に客の気持ちと市場の流れをチェックした結果、導き出した答えが低価交換営業だった。
 
「全国的に等価が蔓延して、お客さんの懐を痛めていた。等価の釘は回らないものということも根付いていた。パチンコは回らなければ面白くない。それに毎日来てもらえることを考えたら、答えは低価交換で差別化するしかなかった」(同)

立て直し前、4円パチンコは33個交換で営業していた。35個交換も考えたがそれではスタートの差を体感できない。回っていると感じるのは40個以上の交換だ。

最終的には射幸性が満足できるバランスを考えて38個=15割分岐を選択する。しかし、それをどう告知するかが課題となった。交換率などを表示することはご法度。この時チラシに謳ったキャッチコピーが「新感覚パチンコ営業」だった。

これが思いのほか反応は良かった。「新感覚とは何?」と集まってきた。打てば実際によく回る。その代り交換率が悪いことを1人1人に説明して回った。15割営業でも納得して来てもらえるようになると、利益も目標金額以上に達成できるようになった。

好事魔多し。一物一価の徹底指導が入る。パチンコの38個に合わせてスロットを7.5枚交換にしたところ、スロットが壊滅状態になった。それが原因で赤字に転落する。

一物一価に対応するために、稼働が少なかった4円パチンコと20円スロットを思い切って捨てることにした。3カ月かかって導き出した次の一手が、貸し玉料金がパチンコは2.5円、1.25円、0.62円、スロットは6.25円という営業スタイルでの15割営業だった。

「4円を捨てた時に一番の課題は4円の受け皿をどうするか。1円は4円の受け皿ではない。勝負したい人には2.5円が必要になってくる」(同)

全国的に2円パチンコの成功事例も少ないが、2.5円パチンコは4円の受け皿として成立していた。廃業一歩手前だったホールが競合7店舗中、3~4番手争いができるぐらいまでになり、利益もしっかり残していた。

総台数は344台。ピーク時で200人を超えた。軌道に乗りながらオーナーには跡取りがいなかった。オーナーが亡くなられたことでホールは1年前に廃業を選択してしまった。

つづく



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