パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

パチンカーの現役最高齢は何歳?

東北のホール店長がネットニュースで以下の記事を読んで思いついたことがある。

ニュースの内容は以下の通りだ。

世界最高齢のフランス人サイクリスト、現在も練習継続 来月107歳に
世界最高齢とされるフランス人サイクリストの男性、ロベール・マルシャンさん(106)が26日、パリ近郊の屋内コースで練習を行った。マルシャンさんは2012年、24キロメートルを1時間で走り、100歳のサイクリストとしての記録を打ち立てた。来月には107歳の誕生日を迎える。



今年1月に引退する予定だったが、26日も練習を実施。心臓に負担がかかるとの懸念があり、自転車に乗るときは手助けを必要としたものの、ゆっくりながらもスムーズにコースを走行した。
長寿の秘訣については「すべてを活用し、何も悪用しないこと」と述べた。



引用終わり

世界には107歳にして現役のサイクリストがいるのなら、「日本には100歳以上の現役パチンカーはいないものだろうか」と店長はふと考えた。

これを調べる手立てはないものか?

そこで白羽の矢が立ったのが日報だった。日報で呼び掛けて見たら最高齢のパチンカーが分かるのではないか、ということだ。

で、ホール関係者の方にお願いしたいのが、「ウチには90歳でも元気にパチンコを打っているお客さんがいます」と言った情報提供だ。

ここはやはり90歳以上ということに限定したい。

最高齢と認定した暁には「敬老の日」に全日遊連か当該ホールが表彰するというのが日報からの提案だ。

健康の秘訣は「毎日のパチンコ」などというコメントでも頂ければ、業界としても万々歳だ。

これは、各ホールで敬老の日に最高齢のお客さんを祝福するのもありだろう。

情報提供はお問合せ欄より


追記

大阪府下のホールには92歳のおばあちゃんがいる。転勤してきた副店長がお客さんに自分の顔を覚えてもらうために、積極的に声がけしていた。その中におばあちゃんがいた。会話するようになって、おばあちゃんが帰るときはお見送りをするようになった。

おばあちゃんからは手を握られスキンシップをする間柄になり、「今度はいつ休み? その日は私も休むわ」と副店長に会うために昼過ぎの3時に来店するようになった。

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アルバイト募集は時給競争から福利厚生充実へ

採用支援アベブの太田です。強力な売り手市場が続く中、各企業の時給推移については、前年度同月対比で、微減という結果が出ていますが、人材不足の深刻な業種では、年々時給推移が高くなってきています。

求人会社より、直近の業種別全国平均時給の集計が出ましたので、参考までに紹介します。

全国の平均時給1,028円 (2019.06)
(前月1,035円、前年同月1,032円)

【業種別/全国平均時給】
※ いずれも22時以降の深夜割増は含まない通常時給

○ カラオケ/漫画喫茶 = 947円
○ ゲーム/パチンコ = 1,226円
○ 設備スタッフ = 998円
○ ガソリンスタンド = 993円
○ キャンペーンPRスタッフ = 1,091円
○ 警備スタッフ = 1,093円
○ 店舗スタッフ = 945円
○ ホテル/トラベル = 995円
○ ブライダルスタッフ = 1,250円
○ その他サービス系 = 1,093円
○ エステ/マッサージ = 1,109円
○ 理容/美容 = 1,082円
○ 受付/フロント = 982円
○ ネイル/アイデザイナー = 986円
○ 新聞配達 = 1,250円
○ 配送/郵便/運転手 = 1,084円
○ 引越しスタッフ = 1,285円
○ 仕分/梱包/商品管理 = 1,045円
○ 清掃各種 = 1,026円
○ 製造工 = 1,095円
○ イベント設営/運搬 = 1,127円
○ フォークリフト = 1,192円
○ バーテンダー = 1,390円
○ レストラン = 990円
○ 厨房/キッチン = 965円
○ デリバリー = 1,071円
○ コンビニエンス = 927円
○ アパレル販売 = 966円
○ 携帯ショップ/家電販売 = 1,179円
○ フード販売 = 957円
○ レジ/包装 = 970円
○ その他販売系 = 971円
○ 受付/秘書 = 979円
○ 事務/アシスタント = 1,047円
○ コールセンター = 1,231円
○ その他オフィスワーク = 997円
○ 看護師 = 1,692円
○ 歯科助手/衛生士 = 1,171円
○ 福祉/介護/保育 = 1,211円
○ 薬剤師 = 2,036円
○ その他医療/福祉介護系 = 1,028円
○ デザイナー = 986円
○ WEBデザイナー = 1,148円
○ 編集/制作 = 1,156円
○ マスコミ = 1,801円
○ その他クリエイティブ系 = 1,174円
○ 家庭教師 = 1,400円
○ 塾講師 = 1,999円
○ その他講師/インストラクター系 = 1,015円
○ エンジニア = 1,680円
○ サポート = 1,163円
○ プログラマー = 1,351円
○ その他エンジニア/プログラマー系 = 1,045円
○ 建築/土木 = 1,190円
○ その他パワフルワーク系 = 939円
○ 営業/企画営業 = 1,186円
○ その他専門職/技術職 = 1,305円

エリア別平均時給は「関東エリア」が1,085円で最も高く、次いで「関西エリア」が1,022円、「東海エリア」が1,000円、「北海道エリア」が927円、「九州エリア」が920円。

また、時給競争とは別に、福利厚生を充実することで採用につなげる取り組みを行う企業が年々増加傾向にあります。

同時に採用基準の見直しを図る企業も増加傾向にあります。
(時給アップだけでは応募効果が低い結果を踏まえて)

【応募が上がっている企業の特徴】

○ シフトの融通が効く (週単位のシフトで休みをしっかり取れる/短時間選択可など)
○ 他社にない福利厚生がある (友達に自慢できる)
○ 身だしなみがある程度自由 (ネイル・ピアス・髪色など)
○ 仕事内容の割に時給が高い
○ 求人原稿に長期と記載がない (長期を希望していても縛りがあると応募しにくい)

年齢層ごとに、短期と長期の認識が異なり、20代で見た場合、3カ月以上は長期と認識。
30代以上で見た場合、3カ月は短期と認識する方が多い。

以上、長くなりましたが、応募を増やすためには、求職者と企業のミスマッチを減らす工夫が、最大のポイントと考えられます。



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うどんチェーンの出店を巡り平行線のホール

北関東の郊外店舗にうどんチェーンから出店したいとの打診があった。ホールの立地は幹線道路沿いで、最近大型のホームセンターができたばかり。その近くに飲食店ができるのが流れで、白羽の矢が立ったのがホールの駐車場だった。

幹線道路沿いが広い駐車場で、ホールの建物はその奥にあった。うどんチェーンの条件は店舗を入口に立てることだった。建坪は50~60坪。テナント料は月額20万円を提示した。

悪い話ではないがオーナーは店舗の位置に難色を示した。角度によってはうどん屋の建物にさえぎられてホールが見えなくなる、というのが理由だった。オーナーはホールの横に建てることを望んだ。ホールのすぐ横ならうどん屋の客がホールに足を運んでくれることも期待できる。1人でも新規客になってくれたらメリットがあるというもの。

うどんチェーンは駐車場の入口を譲らなかった。ホールの並びよりも入口の方が、入店率が高くなるからだ。加えて、建物がそれぞれ離れている方が、駐車も分散して駐車場が効率よく使える。人間の心理として建物の近くに止めたがるものだ。

うどん屋の位置を巡って話し合いは平行線を辿っている。

決して稼働のいいホールではない。3000~4000坪の敷地を持つ郊外ホールをホームセンターが狙っている。月額20万円のテナント料よりもいっそのことロードサイド立地を狙っている他業種に売却する手もある。

そういう声がかかるところはまだ立地に恵まれている、ということだが、同じ北関東でも福島県寄りとなると状況は一転する。

「今の店舗は築40年になります。ご多分に漏れず4円の稼働はありませんから、オーナーは建て替えを完全に諦めています。建物は後、10年、20年と使い続けるつもりですが、如何せん建物が古いので店内も古臭い。店を使い倒すつもりですが、その前にお客さんの方がいなくなる。改装したいけど、改装費も出ません。ナンバーランプは15年使い続けている旧式のもの。せめてナンバーランプだけでも最新式のものを入れて欲しいのですが、設備にも手は回りません。なんで業界は1円に手を出してしまったんでしょうね」(店長)

後の後悔先に立たず。すでに終わったことを悔やんでも取り返しはできない。1円にシフトするのではなく、4円で遊ばせるために脱等価に舵を切らなかったから、今がある。4円のビジネスモデルが完全崩壊したパチンコ業界は、建て替えどころか、改装費用もでない。

2021年1月末を持って旧基準機を完全撤去しなければならないパチンコ業界は、2020年がまさに正念場となる。

4円の稼働があったから1円のビジネスモデルが成立したが、4円の稼働がなくなれば、40~50万円もする新台を1円に導入することはできるはずもない。

「少子化問題は30年以上前から指摘されていながら国は打開策もない。1円になった時将来が見える業界人はいなかった」(同)と開き直る。

ローコストオペレーションを実現するためには機械代の改革しかない。



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脱等価の次は脱11.2割営業

ガソリンの入れ方で、満タン以外なら例えば、1000円丁度とか、10リッター丁度、という方法もある。数量指定か、金額指定か、だ。

どっちが得か?

ガソリン価格は毎日のように変動しているので、数量指定よりも金額指定の方が長い期間でみると多く給油できる「ドルコスト平均法」が当てはまる。詳細は「ガソリン給油 ドルコスト平均法」で検索していただければ分かる。

スロットは1000円単位で玉貸しを行う。消費税対策として貸し玉時に貸し玉を削る方法を取っているホールがある。1000円で50枚出てくるところを47枚にしているケースもある。

3枚減っているということは1ゲーム分がカットされている。価格に変動があるガソリンは金額指定の方が得なのに、価格変動のないスロットは外税で消費税分を取られることはジワジワとその影響が出てくる。

外税では貸し玉数を減らすことが当たり前と捉えているが、その分、遊技時間は減る。ホールにとっては外税と内税ではどっちが得なのか?

内税で対処するには脱等価だ。2018年3月のデータでは12の県が等価営業を続けている。35都道府県は脱等価を実施しているがパチンコ28玉、スロット5.6枚の11.2割営業が大半である。

脱等価を組合で決定しながら、脱等価に踏み切れなかった千葉県。その理由は11.2割営業では客は増えない。脱等価で止められるのが怖い。等価を実施している県境のホールは、等価のホールに客を取られてしまうなどの懸念があったためでもある。

ほとんど等価営業とは変わらないので、じゃ、脱等価は止めておこう、ということになったようだ。

11.2割営業では客も回っていることは体感できない。等価より明らかに回っていることを体感するためには30~33個である。

ストレスなく回ることが今のパチンコ本来の姿なのに、11.2割営業ではまだまだストレスだらけでパチンコの楽しさを伝えることはできない。

今のスタート回数は5.5~5.6回だが、これが6回、10分スタートで55回が60回になると回っていることを体感できるが、11.2割営業ではそこまで回すこともできない。

また、11.2割営業では内税で吸収することはできないために、外税になってしまう。外税は客離れにつながる危険な要素を孕んでいる。

イベントで集客することもできない昨今、集客の原点は出玉感である。閉塞感に包まれている今こそ、単純に回して、出していることをアピールするだけで、地域一番店づくりもできるチャンスだ。

みんな11.2割でやっているからダメなわけである。




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特売日がないのでチラシも打たない。でも7年連続顧客満足1位

犬が人を噛んでもニュースにはならないが、人が犬を噛むとニュースになるように、世の中で普通の出来事はニュースにはならない。

パチンコ業界が儲かっていた1990年代、ホールがおカネをかけたのは建物だった。ピラミッドにUFO型から壁が割れる仕掛けをしたものなど、奇をてらった建物が多数登場した。

ビジュアル的にも絵になるので業界誌もこぞって取り上げたものだが、奇をてらったものは、長続きしない業界ジンクスがあるのか、そのほとんどが姿を消している。力を入れるのは建物ではなく経営であることを業界は学んだ。

パチンコ業界の原点に立ち返ったホール関係者はこう話す。

「イベントが禁止されて疲弊しなくなった。ガセイベントはすぐに見透かされる。イベントを考えるのも業務上、結構大変だった」

同ホールは業界でも先進的なことを立案して業界誌でもたびたび取り上げられたが、今は鳴りを潜めている。

「パチンコ業界で必要なことは奇をてらうことではなく適正な出玉です。それと他店より少しスタートが回ることを地道に続けることです。抜き過ぎず、かといって出し過ぎるとプロ連中に狙われてしまう。適正な出玉のさじ加減が難しい」

イベントはできなくなったが、適正な出玉を続けていればお客さんは集まるということだが、これをスーパー業界に置き換えれば分かりやすい。

東京・神奈川を中心に100店舗を展開するオーケーストアは日本生産性本部サービス産業生産性協議会の調査で、7年連続顧客満足度1位に輝いている。

スーパーと言えば特売日のチラシで集客するものだが、同社は特売のチラシを一切まかない。

スーパーの特売はパチンコでいうところのイベント出玉だが、それをやらずに顧客満足度が高いのは「高品質・Everyday Low Price」を掲げた営業を実践するためだ。

スーパーの特売品と言えばブランドものではないものを安く販売するがオーケーが凄いのはナショナルブランド品を安く販売するところにある。

たとえば、山崎パンの「まるごとバナナ」は競合店が178~198円で販売しているのに対してオーケーでは108円で販売されている。圧倒的な安さの商品が店内には目白押しである。

値段を下げにくいナショナルブランドでも安くできるのは、商品を複数仕入れるのではなく、絞り込んで大量に購入することで売価を下げている。しかも、他店より高い商品があればその場で値下げする徹底ぶりだ。

ナショナルブランド品でも毎日安く売っているので特売を告知するチラシも必要ない、ということである。チラシにコストを掛けない分、商品を安くできるわけだ。

特売イベントがないのでチラシもない。

目からウロコである。

パチンコの顧客満足はストレスのない回り方で、適度に勝たせてくれる店ということになる。




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