パチンコ日報

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4円で貸した玉を2円で買い取れば倍の玉を出せる


名古屋のとあるホールがパチンコ業界未経験のコンサルを呼んで研修会を開いた。オーナーにすれば業界が縮小することを打破するために、既成概念にとらわれない意見が聞きたかった。

まず、コンサルはパチンコ業界の女性客の割合が少なすぎることを指摘した。しかし、業界が無策だったかといえば、答えはNO。90年代、パチンコ業界が一番輝いていた時代は若い女性客を集客するためにカップルシートを設けるホールも結構あった。女性客が気軽に入れるよう、パチンコホールらしくない意匠に工夫を凝らしたものだ。景品にはブランド物の化粧品などを取りそろえた。

2010年のサラ金の総量規制で収入ゼロの主婦が気軽に借金できなくなって、女性客の比率が下がっていった。

「パチンコは20~30代の若い女性はほとんどいません。40代から少し増え、50代~70代が一番多い。スロットはジャグラーコーナーにいるぐらい。しかもジャグラーが誕生した時から打っているような年齢の女性しかいない。スロットは特に女性が近づかない遊びになっている」(コンサル)

コンサルは街中で男女50人ずつにパチンコ経験の有無を聞いた。男性は8割が経験ありで、女性は7割が経験なし、という結果だったことを踏まえて、「女性客を増やす努力を業界はやっていない」と改めて指摘した。

業界人にとっては分かり切ったことで、頭の痛い問題でもある。新規の女性客を増やすと言えば「これ以上依存症を増やしてどうする!」とアンチからは叩かれる。

業界人には分かり切った指摘はまだ続く。

「JRAが清々しいタレントを起用してCMをガンガン流しても、自らが足を運ぶ女性はいない。タバコの臭い、騒音、品の悪い客が多いから女性客は入りづらい。特にタバコは若い人ほどダサイ、と思っている。喫煙率が低下する中で、タバコを吸う人は今や自己管理ができない人と思われている。ホールでの喫煙率は50%近くで高い。タバコを吸う人の工夫しかしていない」

業界人からすれば、そんなこと言われなくても来年4月からは全面禁煙になるとしか思っていない。

タバコの臭いの障壁は取り除かれるが、長年壁に沁みついた臭いはちょっとやそっとでは消えるものではない。喫煙室を設けるだけでなく、室内全体の消臭作業も必要になってくる。

では、どうすれば遊技人口を増やすことができるのか?

「ホールの地道な努力で増やすことは限界がある。一番の起爆剤はモノ。つまり、革新的なパチンコ、スロット台が登場するしかない。そういう遊技機が出れば圧倒的な力で加速していく」

最後はメーカー頼みか…。

でも、ホールにできる努力はないのか?

「単店でできることは玉をジャンジャン出すことじゃないでしょうか。4円で貸した玉を2円で買い取れば、倍の玉を出すことができます。まず、勝てる回数を増やすことが重要。玉を出す快感が得られる。一番効果があるのはそこでしょう」

日報では40玉交換推奨だったが、50玉交換である。40玉でも業界は無理だと諦める中で、50玉である。業界コンサルではないので、50玉に根拠があるわけではないが、倍の玉を出すという発想である。

新規客なら出玉の楽しさを喜んで打ってくれる可能性はある。高射幸性に慣れ切ったギャンブル志向=おカネを沢山使ってくれるお客と決別も図らなければならない。




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