パチンコ日報

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ブラック企業が少ないホール企業

風俗ライターが取材過程で知り合ったのが20代半ばのA子さん。

現役のAV女優だが、ピンで仕事するほどの売れっ子でもない。これまでに50本ほど出演していて、今でも月に2~3本の撮影がある。ギャラは1本7~8万円。3本撮れば20万円以上の稼ぎにはなるが、平均では15万円前後の稼ぎにしかならない。

加えて、AV女優の寿命もそんなに長くはない。そこでメインの仕事先は都内のホールであることが、取材を進めるうちに分かった。

「安定した収入が欲しいので今はホールで働いています。頭をそんなに使うことはなく、笑顔を出せばいいだけなので働きやすいです」(A子さん)

パチンコホールで働く以前は居酒屋でバイトしていた。

「居酒屋は若い従業員が多くて、体育会系のノリで仕事が終わってもカラオケや飲みに行ったりするのが嫌でした。パチンコはシフトが終わるとすぐに帰られるのでいい。ホールの人は自分の領域に入ってこない。それに居酒屋は酔っ払いが多いのでお尻を触られたりすることはしょっちゅうありましたが、パチンコのお客さんはそういうこともないので、居心地がいいです」(同)

現在の時給は1200円。居酒屋よりも100円高い。

「5時間働いたら500円違うんですよ。気持ちが全然違うんですよ」(同)

風俗業界で働く女性をこれまで取材してきたライターによると、社交性に欠けている人がAVの道に進む傾向が強い、という。社交性が高い場合はキャバクラへ行く。

AVは映像として生涯に亘って残ってしまう。それを嫌がる場合はデリヘルを選ぶ。

ちなみにA子さんは1対1になるのが嫌、という理由でデリヘルの経験はない。

A子さんの将来の夢はホールの正社員になって、いずれは結婚すること。

「結婚する時はAVをやっていたことは、話します。いずれバレることですから。それを受け入れてくれる人と結婚して幸せな家庭を築きたいです」

パチンコは今や社会悪であるかのような風潮がある。日報のコメント欄でもボッタクリを諫める声が日増しに高まる。それだけ負けが込むようになっているからだろう。そんな店には行かずに優良店を探すか、止めるかの二つに一つ。

働く側からするとパチンコホールは昔から弱者には優しい。

「日本郵便は年賀状のノルマがあって、自爆買いをしていることが明るみになったけど、パチンコ店ではノルマがない。サービス残業もなく、社会悪といわれる割には、パチンコ店はブラック企業が意外と少ないということがライター仲間の間でも話題になったぐらいです。業界は新卒採用に際して、その辺をアピールすべきです」(風俗ライター)


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