パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

新人歌手のプロモーションにパチンコを使いたいレコード会社

パチンコ業界と音楽業界は共通点がある。



1機種、1曲が爆発的ヒットするだけでビルが建つという点だ。



その一方で大きく違うことがある。



「歌手を売り出すのに、抱き合わせで売り出すことはできないが、パチンコは抱合せ販売で、売れないパチンコ台まで売ってしまうんだろう。羨ましい限りだよ」とため息をつくのはあるレコード会社の関係者だ。



ダンス系音楽ブームで90年代の音楽シーンを席巻したその会社もこのところ泣かず飛ばずの状況に陥っている。



所属している歌手、タレントの数は今でも半端ないが、いかんせん売れているアーチストがいない。



最近、会社を挙げて売り出しにかかった新人歌手のCD販売数は、1000枚ほどで息切れした。



つんくがプロデュースしていたアサヤン時代ならメジャーデビューできない枚数だ。



TBSの音楽番組「火曜曲」もスマップの中居正広、AKBを起用しながらも視聴率は低空飛行を続けた。ついには、10月の番組改編を待たずして、9月3日放送の2時間スペシャルで打ち切りになった。



歌番組がなくなれば、それだけ新人歌手の出番もなくなり、プロモーション活動の場が狭まっていく。



そこでレコード会社の関係者が考えているのが、新人歌手とパチンコのタイアップ機だ。



倖田來未、浜崎あゆみなど例外はあるが、これまでは、売れなくなった芸能人や歌手がパチンコ版権になっていた。



レコード会社としては新人を売り出したい。メーカーにすれば、無名の新人で知名度のリスクはあるが、格安で版権を買うことができる。



豊丸がグラビアアイドル時代の安田美沙子を使ったことがある。グラビアに関心のない人は「誰?」という状況だったが、その後そこそこテレビに出るようになっている。



AKBのパチンコは12週連続で新曲が発表される歌とパチンコの融合だった。これもパチンコ機を使った新手の新曲プロモーション活動だった。



今度は新人歌手のプロモーション活動の一環として、新人歌手の歌とパチンコの融合である。



大当たりしたときに楽曲が流れるので、曲を気に入ってくれたらCD販売にもつながる。



現場は新人の売り出し方に苦慮していることが良く分かる。



「ただ、こちらからパチンコメーカーに売り込みに行くことはできない。足元を見られて買い叩かれるのも嫌ですし。かといってメーカー側から声がかかるのを待っていても埒が明かない」と逡巡する。



パチンコ機が売れるかどうかも博打だが、売れるかどうか分からない新人を使うことは、リスクが2倍どころか4倍にも5倍にも膨れ上がる。



そんな賭けに手を挙げる勇気のあるメーカーはいないだろうな。



追記





7人組女性アイドルグループ・FUJI★7GIRLのメンバー全員が撮影中の事故でけがをし、治療に専念するため活動を一時休止することが明らかになった。

 

撮影で用いたセメントが原因で、皮膚疾患などを発症したという。

 

FUJI★7GIRLsは、パチンコ・パチスロメーカーの藤商事のプロモーションを務めるアイドルグループ。



中略



藤商事がオフィシャルサイトで事故についての詳細を発表。

 

「平成25年10月31日(木)弊社の委託した制作会社による撮影において、演出の一部で用いたセメントが原因で皮膚疾患等を発症する事態が発生いたしました」と明かすとともに、「FUJI★7GIRLs のメンバーの皆様には多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 

セメントはアルカリ性を示すため、目や鼻・皮膚などに刺激性があり、長時間付着すると炎症を起こす可能性がある。

 

メンバーの鈴木は「髪の表面が溶けてね、キューティクルいなくなったの(´・_・`)」と症状をツイッターで報告。

 

ファンから励ましのコメントが多く寄せられている。

 





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える





※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。