パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

稼働を上げることがコンサルの使命

コンサルの第一使命は業績を上げることだ。業績が上がらなければ契約は打ち切られる。それがコンサルの宿命だ。



北関東の中核都市にあるホールが、地域密着営業で長く遊べる店づくりを目指して1年半が経過した。



それまで、そこそこの成果を出してきたが、オーナーは夜の稼働が伸び悩んでいることが不満だった。



駅前の競合店は夜でも稼働があるからだ。



その辺が打開できないこともあって、3月一杯で契約を打ち切られた。



次に入ってきたのがオーナーは6~7年の付き合いがある大手のコンサルだった。



地域の調査もしないで、新しいコンサルは夜の稼働が上がらないのは「低玉交換」に原因がある、として交換率を変更することになった。



3日間、休業した後、新たなコンサルの指導の下、再スタートを切る。



新しいコンサルは3カ月後には利益を現在の2.5倍にすることを掲げている。



これが達成されなければ、本人の首もかかっている。



「低玉で遊ばせる方法は今でも正解だと思っている。台が古かろうが、人気のある台はメンテして使うべき。夜の稼働が上がらないのは、地域性だと思う」(旧コンサル)と契約を打ち切られることに不満は残る。



3カ月で利益を2.5倍にする、とぶち上げたコンサルの手法は、中古の大量入れ替えからスタートする。



それまでは、月間で中古を10台程度入れ替えていたが、これからはその倍以上の入れ替えも行う。



さらに、途中から今の1円パチ、5スロの営業形態だけでなく、2円、10スロも考えている。



そうしなければ、利益が2.5倍になることは考えられない。



さらに、スタートや確変ベースは4円営業並みにすることで、その目標に向かおうとしているので、確変ベースはほぼ潰すことになる。



スタートも一律に回すのではなく、回す台と回さない台を極端に使ってメリハリを出す。



入口に近い方を回し、外から見えにくい奥の方はあまり回さない、というイメージだ。



全台着席させた方が見栄えがいいが、トータルの数字が上がれば、いいという考え方だ。



機械を入れ替え、入れ替えで稼働が現状維持では、結果的には客に残るのは不満だけだ。



「7個戻しで、ベースが40だったころは1000円でもたくさん遊べた。その当時、戻りは少ないが爆発力のあるギンパラが当たったが、台数が少なかったから当たった」



昔の遊べる機械の仕様は今思えば懐に優しい。甘デジでも3個返しでは遊べない。



話は簡単なこと。



遊べなくなった原因は、等価仕様の機械ばかりになったこと。それがサラリーマンの小遣いとのギャップを生んだ。



話がそれたが、3カ月後の成果を北関東のホールからレポートする。





人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える





※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。コメントがエントリーになる場合もあります。