その中にホールがある。
ホールのトイレは自由に使えるのが当たり前になっているように、当該ホールもオープン以来30年トイレを開放しているが、一般客のモラルのないマナーに花火大会の日が憂鬱になっている。ちなみに近隣の飲食店などの店舗は、花火客のトイレの貸出は止めて久しい。
花火大会が終わると、トイレを求めて花火客がどっとホールを訪れ、トイレは大渋滞になる。待ちきれない子供たちの中には、駐車場の片隅で用を足してしまう。それが一つの風物詩ともなっている。
遊技中の常連客がトイレを使えなると、本末転倒なので多目的トイレを遊技客専用にしている。それは店内放送やポスターで周知徹底しているのだが、それでも多目的トイレを使おうとする花火客がいる。トイレの前に店長が立って説明するのだが、中には「それは差別だ!」「子供がおしっこを漏らしたらどうするんだ!」と逆ギレする花火客もいる。
子供連れの家族も多いので、所轄に子供トイレ使用のことで相談もしていた。所轄の判断で小学生までは18歳未満の立ち入りにも目を瞑ることになったが、中学生以上は万一遊技する可能性があるので、NGという判断となった。
花火大会当日は店長が憂鬱になるのも分かる。
トイレに行列ができるだけでなく、個室の中はたちまちゴミの山と化す。
ホールは好意でトイレは開放しているのに、昔に比べてマナーが悪くなっていることに閉口する。
また、駐車場からは遠めでも花火が見えるので、花火客の無断駐車が後を絶たない。駐車場内で事故でも起こされたら困るので、花火大会の日だけ、警備員を雇って駐車場の交通整理を行っている。その経費は6万円もかかる。
トイレと駐車場の開放はホールの地域貢献の一つではあるのだが、1年間でたった1日といえどもホール側の苦労も計り知れない。
いっそのことトイレは有料にして1回100円を徴収するか、と会議の議題にも出るほどだ。その際、どんな問題が出るかシミュレーションも行っている。
花火客はホールのトイレはただで使えて当たり前だと思っているが、好意で使わせてもらっているということをもっと認識しなければならない。
で、花火大会当日は、気持ち程度に稼働はちょっとだけ上がる、という。
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