客室乗務員はお客様の命を預かっている。狭い機内で万一トラブルがあったときは迅速に対処しなければならない。
その際、自分の心理もお客様の心理状態も手に取るように分かっていなければならない。トラブルがあったとき、どんなことをすれば安心できるのか。つまり心の見える化。交流分析とは心を科学の目で数値化して理解する心理学である。
これがパチンコにも応用できる。
バーン博士は精神が子供の頃の経験によって形作られるP(Parent、親)、A(Adult、成人)、C(Child、子供)の3つの自我状態があると仮定した。
一般的に人々はこの3つの自我状態のいずれかに属している。
それぞれの状態はさらに分割される。
CPは責任感があって信念が強い。反面厳しくて口うるさい。
NPは優しくて愛情を持っているけど、甘やかしすぎて過保護にする。
Aは冷静沈着で計画性がある。物事を客観的に見るが、行き過ぎると評論家になる。
FCは天真爛漫で明るくて自由奔放。でもわがまま。
ACは謙虚で穏やかで素直だけども劣等感を持ちやすい。
という心理状況が分かってくると、お客様をどの自我状態にすれが、売り上げが一番上がるかが分かってくる。
お客様が来店しました。
一番最初、お客様はアダルトの状態で来店する。この店で勝てそうかどうか情報を集める。ポスターに新台導入の文字。新台なら勝てそうだな、と判断してそして打ってみる。
ところが、回らない。すると、「何だ回らないじゃないか」と批判を始める。そして、最後は打つのを止めて店を後にする。
ということはCPを出させないことだ。
CPを出させないための店舗作りをどうすのか?
それともう一つ、FCを出させること。FCは楽しいこと、面白いことが好き。お金のことも考えない。
つまり、パチンコに来たお客様には長くいてもらって、そして、お金を使っていただくためには、このFCの状態にしなければいけない、ということ。
では、FCの状態は何に反応するか、といえば、NP、お母さんの優しい愛情に反応する。
女性スタッフの戦力化をどうするか、ということで、玉箱を運ばせるよりも女性は女性らしさできれいで、美しい母親の愛情でお客様に接するほうがいい。
例えば、キャバクラは時間ギリギリにかわいい子をつけてくる。そうすると鼻の下の長いお客は「もう1時間延長」となる。

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