これは中世、食糧難で飢えに苦しむ人民を見てマリーアントワネットが言ったとされる言葉だ。
この言葉を使って、本日私は大手メーカーへお願いをしたい。
メーカーは大きくなり過ぎている。ひと昔前メーカーの規模は今ほどでは無かった。景気も手伝い業界の規模と共に大きくなってしまった。
近年では大手ゲームメーカーを買収したのは記憶に新しい。
しかしここ10年、5号機への移行、広告規制等の影響もあり、業界は厳しく縮小傾向にある。
メーカーは新台を乱発する様になった。ホールも求めた事でしょうがないのだが。それに伴い機械代回収の為ホールの状況も悪くなった。
ユーザーの数が激減した理由の1つである。
大きくなり過ぎた食いしん坊のメーカー、それを残されたパンである既存のユーザーだけで支えるのは難しい時代になったのだ。
飢えているメーカーはパンの代わりとなるお菓子を探して頂きたい。そこから収益を得る事も考えていかなければユーザー、ホール、そしてメーカー自身が共倒れする事になる。
食べる事のできるパンは底を尽きかけているのだ。
ここからは私の戯言と思って読んで頂きたい。
先日ホールを見ていると、稼働してない台は「省電力中」と寂しく表示さていた。本当に何も生んでいない台である。
例えばこの画面にCMを入れてみるのはどうだろう。パチンコ、スロットと親和性の高いものなら効果は絶大だ。
タバコ、競馬、酒、風俗関係、ざっと挙げたがパチンコスロットとリンクしそうなものは山ほどある。
リールの図柄自体が企業ロゴ…そんな面白い台も出てくるだろう。
広告媒体として認知され成功すれば、今は版権を買う時代だが逆に使って欲しいと手を挙げる企業も出てくる。
メーカーは現在、大型版権に関しては「買わせて頂いてる」状態だ。スロット等に使われるオリジナルの演出等も使えば使う程お金がかかる。
しかもその演出も版権元の下請けが作る2級品、最近の新台だがそんな話も耳にした。
その力関係が変わりメーカーが版権を「使う」形になればユーザーの求めるクオリティの高い演出の使用も可能だろう。
メーカーは広告媒体としての価値を高めようとロング稼働するしっかりとした台を作り広告収入を上げる、ホールとユーザーはその恩恵をしっかりと受けまた業界が盛り上がる。
あくまで理想の話だが。
私の戯言はさて置き、他の企業から収益を得る事が出来れば筐体価格も下がり、ホールの状況もその分改善される。
ホールが活気を取り戻せば離れていったユーザーも戻ってくる。
ホールに毎日活気があり皆で笑っていた時代がまた来るかもしれない。
全てはメーカーのお菓子探しに掛かっている。

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