パチンコ日報

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オーナーの直観力が清原を却下

週刊文春のスクープ連発や熊本地震など次々に起こる事件、事故、災害によって覚せい剤容疑で逮捕された清原の問題もすっかり過去の事件となってしまった。

パチンコ業界と清原の関係は、ホール企業がイメージキャラクターとして起用していた他、ホールの芸能人来店イベントなどだった。

時計の針は昨年末まで遡る。

ある広告代理店が清原をイメージキャラクターにホールのテレビCMに使うことをオーナーに提案した。そのホールが掲げていた「反骨」のテーマが清原とピッタリだったからだ。

代理店の社長は自信満々でオーナーにプレゼンした。これまでにも同社のテレビCMを時のタレントを使って手掛けており、今回もすんなりとOKが出ると思っていた。

ところがオーナーの反応は鈍かった。

「う~ん、ちょっと違うな」

オーナーが提案したのは女性タレント3人の名前を挙げた。この中でOKが出たタレントで行こう、ということがその場で決まった。

週刊文春が清原の覚せい剤疑惑を報道したのが2014年3月。それ以来清原は危ない、ということでテレビから消えていた。

「バーニングプロダクションが清原のシャブ検査をしてOKになったから、中居くんの金スマに出演して、ダウンタウンのテレビに出るようになった。テレビ局も使うようになって安心していたんですが、オーナーの直観力で断ってもらって本当に助かりました。契約料やCM制作費を含めると3500万円ほどかかります。これでCMが完成して放送できないとなると、業界の慣習で倍返しですから、本当に助かりました」(代理店社長)

それから約1カ月後の2月3日に自宅マンションで逮捕された。

オーナーの直観力が危機を救った。

「清原が復帰するのはヤクザ映画しかない」と話すのはCM制作会社の社長。清原の起用が決まればCMを制作する予定だった。

「テレビは公共の電波なので起用するのは難しいですが、映画は自分でおカネを払って見たい人だけが見に行くので問題はないかと思います。本人もヤクザに憧れて刺青を入れていますから。哀川翔と対決する内容なら間違いなくヒットすると思います。それで人気が出たらテレビも使うようになるんじゃないでしょうか」(同)

すべては清原が覚せい剤と完全に決別したらの話だが、50年以上も前の映画制作の現場では過酷な撮影スケジュールを乗り切るためにヒロポンが常用されていたという。もちろん、今はそういう環境ではないだろうが、ヤクザ映画は似合いすぎて本物になりそうだ。


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