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先日の「遊技日本」の記事で、日遊協が推進するのめり込み防止策「自己申告プログラム」のトライアルを実施する事が分かった。
この「自己申告プログラム」は、遊技客自身が1日の使用上限金額を申告し、設定した金額に達すると店舗スタッフが次回来店時にその旨を告知するというもの。利用者の使用金額はホール会員管理システムによって把握する。日遊協は昨年10月に同プログラムの導入手順などをまとめ、昨年12月より有志店舗で順次「自己申告プログラム」を導入するとしていた。
ざっくりと言えば、自分で上限を指定。仮に20000円。それを超えると店員がやってきて「お客様 指定の上限に達していますが大丈夫ですか?」と
こういうことなのでしょうか。
はたして 実際にどのような応対をされるのか興味のあるところです。
アツくなっているお客様に冷静になっていただくという事ですかね。
自分の場合はいつもあと「1000円」なんですよね。今日はいくらのつもりでも。
あと「1000円」
あと「1000円」
それが積もっていつの間にか◯万円。
それに歯止め効かなくならないようにと言う事か。 難しいでしょうね。行動することに意義があるのでしょうが。
これは主に顧客顔認証システムからの発展だろうか。
パチンコに限らず消費がトレンドではない昨今では、さまざまな買ってくれる「良顧客」「最良顧客」に対してのアピールを分析し、いかにその薄い線に刺さる営業をするかを重要視している感がある。
営業管理に機械から得られるデータもわずかだったころよりは、今は、たしかに便利で、 開けてみなければわからない出玉の波や差玉性能なども、購入前に様々なデータを伺い判断することが出来る。
一部販売メーカーには、営業前提示のデータが設置後と違うとの疑惑のあるメーカーもあるが。
逸れた。
HUTECで言う動線管理なども。
レーザー式測域センサーを用いて顧客の位置をリアルタイムで認識し、入店から退店まで追跡します。 各エリア毎及び台毎で顧客の滞留・立寄り・素通りを測定しデータを蓄積することで、より顧客目線の分析が可能となります。 従来は不完全な点でしか捉えられなかった顧客データが、完全な線で捉えられるようになります。
先日某メーカーマンが顔認証システムを導入している某大手○○○ンで打とうとしたら、「○○さん、何うちの店で打ってんですか?」と速攻店長が来たと話していた。
いわゆる2:8の、2の線。
来店されるとすぐさまインカムで「○○様来店されました」
スタッフ総出で満面の笑みでお出迎え、店長のあいさつも欠かせない。
でも思うのだが、このお客様方はそういう接客を望んでいるのだろうか?
フロア規模にもよるが1500万以上も経費をかけての 認証システムに果たして?とも思う。いずれセキュリティの標準装備にでもなるかもしれないが。
今でもほとんどのホールでいわゆる「監視システム」として、不審客やゴト対策上島に一つ二つカメラがあって録画されている。経年劣化でいずれそのうちに交換するときにでも、いずれはうちにも導入を検討するときも来るのだろうなとは思う。
あれば便利なのだろう。
たとえば、なかなか捕まえられないスリや置き引きなども煮え湯を飲まされている。この辺に使えば高確率で捕まえることも簡単だろう。ゴト師だって業界のネットワークから認証させていけば未然に防げる率も格段に上がるはず。
まぁでもいかんせん、幸か不幸か振り込め詐欺、オレオレ詐欺以降ゴト被害は格段に減った。
なので今はこの毎日来て、月に数百万も打ってくれる「最良のお客様」にどう手厚く接客をするかが、この設備の使いどころになりつつある。
長年見てきて、そういういわゆる月に◯百万も売上に貢献してくれるお客様。特に最上位に位置されるお客様は、そんなサービス求めてない方の方が多い。
そんなことでちやほやされたくて、パチンコに来られてるわけではない。
導入当初だろうか。そちらのお店に通っていたお客様が、「なんか、急に気持ち悪くなった」とひさびさに来られて話されていたのを思い出す。
服装だってたぶん、言われないとわからないほど、そんなきらびやかな格好していない。
それにこういった設備には、必ず「遠隔」だとかの疑いもついて回るだろう。
「不自然」がついてしまう。実際には、なかなかそういった事してる店舗はまずないと言うのが私の印象だ。
私の知る限りお目にかかったこともない。
まぁ、なかにはお客様にもオレが来たぜ?的な方もいらっしゃる。
はたしてこの方向も今後どうなのかなと見守っています。

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