まず、オリンピックの開催は開催国のGDPに一時的なプラス効果をもたらすことがある。主に建設や観光業が活性化するためである。また、スタジアムや道路、公共交通機関などのインフラ投資が増加し、これに関連する企業が収益を上げる可能性が高い。特に、建設業界がオリンピックに向けたインフラ整備の恩恵を受けることが多い。
さらに、オリンピックの開催期間中およびその前後には観光業が活性化し、ホテル、旅行代理店、航空会社などが恩恵を受けることが期待される。また、観光客の増加により、小売業や飲食業の収益も増加する見込みがある。
このような経済効果から、オリンピックに関連する企業の株価が上昇する可能性がある。
投資家たちはこの機会を見越し、早めに株を購入して値上がりを狙う。アナリストは、個人投資家や機関投資家に対して、どのセクターや企業に投資すべきかを助言し、オリンピック開催による市場の変動を見越した具体的な投資戦略を提案する。
また、オリンピック開催中やその後の市場動向を綿密に監視し、必要に応じて投資戦略を調整していくことが重要となる。
前振りが長くなったが、3年前の東京五輪に来日していた海外アナリストのエピソードを紹介しよう。
当時、投資関連の調査のために来日したアナリストは、日本のトイレ事情に驚いたという話がある。今では、日本の駅のトイレですらウォシュレットが設置され、どこへ行っても清潔さが保たれていることに驚かされた。また、至る所にあるコンビニと値段の割にクオリティの高いコンビニめしも感心する中、たまたまトイレを利用するために入ったのがパチンコ店だった。
初めて見るパチンコにアナリスト魂が湧き挑戦した。ビギナーズラックで4パチで1万発ほど出すという体験をした。
しかし、換金できることを知らなかったため、すべてを一般景品と交換した。手で持ち帰れる量ではないので、宅急便でホテルまで送ることにしたほどだ。
このエピソードを日本人のアナリストに話した。
「なぜ、日本文化の一部であるパチンコをもっとアピールしないのか?」という質問を受けた。彼は、日本のパチンコ業界の立ち位置についての考えを尋ねられたのである。
都遊協は東京五輪に向けトイレ、wi-fiが無料で使えるステッカーを作成して受け入れ準備はしていた。東京五輪は無観客試合で、海外からの観光客も来られる状態ではなかった。当時はアピールどころではなかった。
その後、彼に対して、日本では特殊景品を現金と交換できる仕組みがあることや、東京では特殊景品に純金を採用していることを話した。
海外アナリストは、外国人客がこの純金を自国に持ち帰って換金する可能性が高いと感じた。今はTUCが純金1gの大景品を廃止したことを知り「正しい判断だ」と納得した。
日本のパチンコ業界は独自の文化やビジネスモデルを持ちつつも、グローバルな視点での改善を考える余地があると思えたエピソードでもある。
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