舞台は陸上自衛隊。本物の自衛官のエキストラや戦車やヘリコプターも登場するなど、全面協力ぶりが伺えるが、むしろ、防衛省が自衛官募集用に作ったドラマではないかと勘繰ってしまうぐらいだ。
東日本大震災を始めとする大災害のたびに、自衛隊が出動して被災地の復旧活動に貢献しているが、厳しい訓練や規律正しい生活で若者には敬遠される職種の一つだ。
自衛官の採用数は2013年の3万3534人から2017年には2万7510人に減少した。4年連続で計画を下回り、防衛省は2018年10月から、募集対象者の年齢上限を26歳から32歳に引き上げた。女性の活用も推進し若い男性自衛官の不足を補おうとしているが、このまま採用難が続けば、今後の自衛隊の海外活動や海上の安全保障を守る活動にも制約要因となり得る。
募集活動は、地元のイベントに参加して広報活動を行うほか、大学や高校を訪問し説明会を行う。若者にアピールするため、アニメやアイドルを使いソフトなイメージを打ち出すポスター等も多く使用されているが、さほどの効果は出ていないのが現状だ。
そこで最後の募集活動の切り札がテレビドラマである。
主演は町田啓太(劇団EXILE)、美人教官に白石麻衣を起用。女性とはいえ自衛官なのに色が白すぎて、光り輝くほどだが、視聴者からは「自衛隊にまいやんみたいな教官いたら1万人くらい自衛隊に入る」との声が寄せられているように、初回からリクルート効果を発揮している。
放送終了後にどれぐらい自衛官の応募者が増えるかが、楽しみになって来た。ドラマ効果で応募者が増えたとなるとパチンコ業界も一考ものだ。
日報でも提案している遊技人口を増やすパチンコドラマとはこういうことだ。
真の大衆娯楽を目指すべく、射幸性に頼らない老若男女が気軽に遊べる遊技機開発に取り組む、新入社員のメーカー開発担当を主人公に、同級生でホールへ就職した恋人役や、販社で業界改革を目論む若手社長をちりばめながら新しいパチンコ業界を作り上げていく、若者の姿にスポットを当てる。そこにはパチンコ依存症で苦しむ人がどうやって立ち直ったかも描き、きれいごとでは終わらせない。
本気でパチンコのイメージを変えるためなら、業界が総力を挙げれば制作費も出るだろう。
業界首脳陣はこのアイデアをどう思う?
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