「パチンコメーカーだけでもヤバイところは後4~5社はある。開発費を前金渡しでないと受けてくれない協力会社もあるように、これでは開発そのものができない。プライベートブランド機はスロットが作りやすかったが、ホールも無駄なおカネが使えないので、動いていない。ホールが機械代を使えないということは、パチンコ・スロットを含めると10社ぐらいは淘汰されていく」(メーカー営業マン)
ホールはコストカットの中で、聖域とされた機械代にも手を入れるようになって久しい。日工組・日電協が業界の将来を占う次世代遊技機として期待を寄せるスマパチ・スマスロに関しても、一部の大手を除く中小は当面は様子見を決め込んでいる。
「スマパチ・スマスロの期待値? イマイチですね。何故なら今のスペックより飛躍的によくなることはない。昔で言えば現金機からCR機になったり、スロットのストックが認められるようなことはない。スロットに関して言えば、2400枚を風営法を変えて撤廃しない限り、スペックに比べて投資額が大きすぎる。8月、9月の機械を決める時期に11月(スマスロ)の話はない。分からないことに投資する余裕は中小にはない。大手が入れて良かったら導入はするでしょうが…」(中小ホール役員)
さらに、出玉の規制緩和ができるわけがない理由としてこう話す。
「次の参院選では全日本遊技産業政治連盟は前参議院議員の木村義雄氏を推していますが、厚労族でパチンコ依存症問題を抑えようとしている時に、射幸性のアップは10年後の話でしょう。1人ぐらいの族議員を出したぐらいで業界が変わるわけではない。風営法が変わらないことにはパチンコ業界の起爆剤になることはないと思います」
スマパチ・スマスロに共通する不安点として営業マンがよく受ける質問がこれだ。
「一元管理することで営業の中身がどこまで把握されて、丸裸にされることを警戒していますね。スマート系が浸透するまでには3年余りはかかるのではないでしょうか。パロットの二の舞になることを恐れているメーカーもありますね。スマート系が大ゴケすると次がありませんからね」(メーカー関係者)
スマート系に関係なく、爆裂することがこれまでのヒット機の条件だった。それが見えてこなければメーカーがいくら旗を振れどもホールは動かない。
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