言い尽くされていることだが、島工事不要、騒音の軽減、自由なレイアウトができることがメリットとされている。さらにゴト行為もスマート系ではできないとされているので、ゴト行為監視のための従業員を配置する必要がないので、極端に言えば、無人でホールを回すことができる。オールスマート系で運営すれば、人員削減元年になる可能性もある。
しかし、これらはホール側のメリットであって、スマート系を打つユーザーのメリットにはならない。
ユーザーがスマート系を打ちたくなるには、出玉性能以外にない。
現行機のパチンコはそれなりの出玉が担保されているので、ユニットを含めた新たな投資が必要となってくるために、わざわざスマパチを導入するメリットがあるのか、疑問に思っているホールも少なくない。
過剰な期待をすると、その分落胆も激しくなる。スマート系に将来を賭けるパチンコ業界を尻目に、オンラインカジノが急伸している。
デジタル分析支援会社「シミラーウェブジャパン」の調査によれば、日本からの主要オンラインカジノへのアクセス数は、2019年4月は月間約1430万回だったのに対し、20年1月は5倍以上の同約7850万回に達した、としている。
神戸大大学院工学研究科の森井昌克教授は、国内には延べ100万~200万人のオンラインカジノユーザーがいると推測し、ユーザー数では日本はトップ5に入っている。
日本ではグレーゾーンと言われるオンラインカジノだが、2020年2月に丸山穂高議員がオンラインカジノについて質問している。その中で「オンラインカジノの合法化を検討を行うことはあり得るか」と政府の見解を求めた。
これに対して安倍総理は「現時点で、政府として、刑法(明治四十年法律第四十五号)第百八十五条の賭博罪等の規定を改正することは検討していない」と回答している。
その後、オンラインカジノが合法化されるという話は聞いたこともないが、オンラインカジノ筋から2026年にはオンラインカジノが合法化される、という未確認情報がある。税収を担保に合法化されるともっともらしい理由だが、ガセっぽい。
「オンラインカジノはランドカジノやパチンコ店のように莫大な設備投資がかからない。人件費などの経費もかからないので、オンラインカジノのスロットはペイ率98%、と高いのが特徴。ホール経営よりも間違いなくオンラインカジノ時代です」(オンラインカジノ関係者)
スマート系で新たなファン層が開拓できればいいが、時代に乗り遅れたらオンラインカジノにもやられてしまう。
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