札幌に限定したサービスなので、関心は薄いかも知れないが、その前に買い物代行についておさらいしておこう。
「買い物代行サービス」とは読んで字のごとく「さまざまな理由から買い物に行けない人の代わりに、買い物に行ってくれるサービス」のこと。家事代行業をおこなう便利屋などがプランの一環で実施していることが多い。
コロナ禍では、Uber Eatsをはじめ、タクシー会社も買い物代行に乗り出すなど、さまざまな運営団体が参入してきている。
代行サービスのスタッフが依頼者に代わってスーパーや店舗へ行き、指定されたものを買ってくる。サービススタッフは先に自宅を訪問し、買うもののリストや現金を受け取ってから買い物の代行をするのが一般的だ。
買い物代行の利用者は、仕事が忙しく買い物の時間がとれない「共働き世帯」からのニーズがある。代行サービスを利用することで、休日にまとめて大量の買い物をする必要がなくなり、ゆっくり休めるようになったと喜ばれている。
その一方で、高齢者世帯からの買い物代行ニーズも増えている。体力や足が衰えると、買い物に行くのが大きな負担になる。近年は地方・都心ともに、商店街や小規模店舗の撤退が増え、住宅地の徒歩圏内にスーパーなどの店がない場合が多く、「買い物難民」も社会問題となっている。
自転車や車の運転が難しい場合は「買い物」は重労働となる。暑い夏や悪天候のときなどは、特に体への負担が心配される。
そんな高齢者の代わりに買い物をして重い荷物を運んでくれるサービスは、とてもありがたく、助かる。
費用的には買い物1回(1時間)2000~4000円+交通費が相場のようだ。
で、前出の「ihok!」の特徴は、スマホで注文ができることだ。
注文から支払いまでLINE上で完結する事ができるため、余計な手間がない。買い物の対応もスーパーでの買い物から飲食店のテイクアウトまで、何でも対応する。注文を受付後、スタッフが買い物を代行して自宅までデリバリーする。
さらに同社の特徴は通常は30分前後でデリバリーが完了するように、対応エリアを狭く設定していることだ。
迅速性を目指し、買い物代行のシステム化を図ったことに着目したい。
では、なぜ、買い物代行サービスの話をしたか?
ホールの存在意義として、ホールを拠点に買い物代行サービスを始める、という提案だ。ホールには元々高齢者の顧客を多く抱えている。買い物代行の予備軍のようなものだ。
高齢化が進めば進むほど、買い物難民は増えることが予想される。買い物代行は一つの社会インフレにもなり得る。
ホール内では買い物代行サービスをやっていたケースもあるので、その拡大版である。親和性は高い。
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