世界で一番リピート率が高い施設は?
いうまでもなく東京ディズニーランドである。その驚異のリピート率は98%に達する。逆な見方をすれば、1度行くと2度と行きたくない、という人がほとんどいないということだ。
ちなみにリピーターは10回以上が60%で、30回以上は20%にも及ぶ。リピート率が高いということは顧客満足の現われか。
この顧客満足度を陰で支えていることの一つに、ディズニーランドの清掃が挙げられる。
そのレベルは「ポップコーンが落ちても、すぐに食べられる」。
普通、地べたに落ちたものは食べないが、それぐらいクリーンネスを保っているということ。
閉園後、毎日のすべてのエリアをホースの水圧を使って、砂を流す作業が行われている。人目につかないところで日々努力を続けている、ということ。
ディズニーランドが成功した理由はミッション(企業理念)が明確で、アルバイトの行動レベルまで落とし込まれているからだ。
では、ナゼ末端まで理念が浸透しているかだ。
そこにはミッションが浸透するシステムがあり、
従業員が自社の商品に誇りを持ち、
顧客のニーズを理解しているからだ。
ディズニーランドの客はアトラクションに感動するのではなく、人間性に感動するともいわれている。
これをパチンコ店に置き換えようとディズニーランド教育を取り入れようと努力したホールもあった。
しかし、根本的に違うのが客のニーズだった。
同じサービス業でも客の中にはゴト師やウチコ軍団などホールに歓迎されない者も含まれている。
ディズニーのキャストなら笑顔でウチコ軍団を追い返す?
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