当時は土地や株で大儲けした不動産や金融関係が痛手を被ることとなるのだが、世界的金融不安は業種に関係がないところが大きく違うところ。
10年以上も前にも業界は厳しい、厳しい、といわれていた時代に1玉7~8円もする純金メッキの金の玉が売れていた。
クローム玉が1円50銭前後の時代だ。
厳しい、厳しいといわれながらもこんな高価な玉の需要があった。
当時、真鍮玉を金の玉と呼んでいたが、半年ほどでメッキが剥がれ、酸化して黒ずんでくる、という欠点があったが、純金メッキ玉は剥げない耐久性を兼ね備えていたため、こんな高価な値段になった。
330台のパチンココーナーに金の玉を導入したホールは、180万個が必要だった。
これを金とクロームで比較すると1260万円VS270万円。その差1000万円近い。今ならこんなところへ投資するホールはない。
純金メッキ玉を導入したホールの社長はこんな感想を漏らしている。
「初めて導入ホールへ視察に行ったとき、何だこれは!の衝撃を食らった。金の迫力の第一印象はすごかった。そのホールはメダルも金を使っていたので小判のように見えたのでもっと迫力があった。高いから競合店は入れられない。これは差別化になる、と直感した。競合地域には販売して欲しくない」とぞっこんだった。
当時はまだ金融機関からの融資もあったが、今はそれがない。
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はじめまして。
80年代バブル崩壊後の不況よりも現在の不況のほうが酷いという声はよく聞きますね。
90年代から2000年代前半にかけては、団塊ジュニア層の活発な消費があったので、景気が下支えされていたのだと思います。例えば、住宅やクルマの購入など・・・。
現在は、団塊世代は定年退職して収入激減またはゼロ、団塊ジュニア世代も既に40歳近くになって消費意欲も低下。これでは消費が盛り上がるわけがありません。
ピンバック: 牡丹鍋
不況を感じるのは、知り合いの会社がバタバタと潰れていく中、職を失うことが他人事ではなくなったことですね。
それほど今は厳しい。
銀行が金を貸すことを放棄していますからね。金が回ればもう少しは景気はよくなるはずなんですが。
ピンバック: 営業1号
バブルの頃は日本が不況で世界的にはまだまだ景気も良い地域もありましたね。
今回は世界的な不況ですから。
今は耐える時です。
ピンバック: 元店長
連日のコメントお許しください
長年現場に居て、世間の歪みを感じる一つに
「アルバイトの面接」
があります。
私の年代(1976年産まれ)は、子供の数が多く、丁度就職する時期とバブルの崩壊が重なり、就職難の時代であった記憶があります。
その頃パチンコ業界も、大手様を中心とした接客サービスの改善、新卒者を採用しての人材育成等などが、本格的に始まり出し、この業界に入った方も多いかと思います。
それから数年前までは、
P店のアルバイト=高収入で人気のバイト
という認識があり、人手に困った記憶はありません。
しかし数年前からは、少子化の影響、派遣雇用の増加、時代の変化(女子高生の就きたい人気職業がキャバ嬢笑)等で、人手の確保に困るホールさんが多かったかと思います。
唯、今年辺りからは逆に、募集を打つ事無く面接希望が増え、面接に来て頂いた方のキャリアの多くに
①建築関係に勤めており倒産した
②建築関係で仕事が全く無い
③派遣の契約更新が出来なかった
この3つの理由で面接に来られる方が、非常に多いと感じます。
地域性などもあるのでしょうが、こういう部分でも、景気の減退を実感しますね
ピンバック: 業界15年
人材派遣会社の業績が急激に悪化している背景に、直バイでいくらでも募集があること。だから派遣を使わなくても十分人が集まる。
加えて、最近は正社員採用されると昔のように簡単に辞めなくなった、と。
次に行くところがないから。
景気が回復するのは早くて3年か?と。
ピンバック: 営業1号