パチンコ日報

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「旧ブログで書けなかったことシリーズ」その① <店長は何でも出来て当たり前>


(全てのホール企業に当てはまらない事を最初にお断りしておく)



ホールの店長が、カウンターのレジ打ちもできない場合がけっこう多い。

よって、カウンターの閉店締め業務もできない。



インフルエンザで大勢の欠勤が出ても、ホール業務を手伝わない店長。

ホールを回ると満足に接客できない店長もいる。

施設管理で不都合が出た場合、その対処にもまごつく店長・・・。



そんな店長の多くはカウンターの閉店締め作業が苦手だ。

(多分、ここまで書いただけで、全国の店長さんを敵に回したかな???)



店長は忙しいから、そこまでやる必要はない!という意見を何度も聞いた。

この業界は特殊だから、他の業界と比べられても困るんだよね、と何回もいわれた。



極端な実話がある。

従業員の半数が上層部に反旗を翻して、突然退職したホールがあった。

本当に極端な例だが、コンサルや機械屋さんなら、こんな例は一つや二つは聞いたことがあるだろう。



今はそんなケースは減っているが、昔はよくあった。

夫婦で働いている場合、突然朝にいなくなるケースもある。



つい最近だが、東京の多摩地区のホールで、付き合っていたカップルが突然辞めたケースもある。この場合は、諸事情から暴力団関係者に追われ、ホールに勤務できなくなった。



こんな時に、ホールの本当の実力が分かる。

本当の実力とは、管理者(店長や経営上層部)の実力のことだ。



人事管理がちゃんとできていて、現場が満足に働いているホールの多くは、店長クラス以上が、カウンターの閉店締め業務もこなせるし、表周りもちゃんとできる。



この意味を理解できる人は素晴らしい。



できない人のためにひと言で書くと・・・・・



「店長に昇格する人は、ホール業務を全部経験してできる人が超理想!」なのだ。



これは上場しているスーパーなら当たり前。



スーパーの店長は、商品のたな卸しや陳列も出来て、レジ打ちもできるのが当たり前だ。



この内容の詳細を、あるホール企業の講演で話したことがある。

私はその後、大変な目にあった(大笑)。



店長クラス以上から猛反発を食らうことになる。

それらの人たちから見たら「余計なことを言いやがる!」となった。

私が現場に立ち入ると無視する管理職たち(オーナーがいると態度が良くなる)。



逆に、オーナーサイドからは絶賛された。

そんなことに気づかないオーナーもオーナーだが、そのホールはその後変わった。

私の一言から、人事査定・昇格基準が変更されたのだ。



店長になるまでの試験には、レジ打ちや各現場業務全てができなくてはならない様になった。



新台の木枠を島に打ち付ける設置作業もテストもある(制限時間内に傾斜4分5厘に綺麗に設置)。



店長がここまで(ホール業務全て)できると、現場の従業員も一目置く。

カッコ良く書けば、尊敬される店長になれるのだ。



「現場の人から聞いた声だが、店長は大きな態度だけれど、カウンターもできない」



これはあるホールの女性からの言葉だ。



全国のカウンターの女性の何割がこの意見を持つのか?



他の産業では当たり前のことが、出来ない・出来てないのがこの業界でもある。

昔と違い、この業界も普通の産業になりつつある。



(このシリーズは不定期に続きます)







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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    小さなパチンコ店や小さな会社のパチンコ店長なら、何でも出来て当たり前ですが、ちょっとしたチェーンはそれが当たり前では無い。

    Unknown    »このコメントに返信
  2. Unknown

    現場の役職に就いていたとき、部下には「スーパーマンたれ」(表現が古い?)と

    言ってきました。

    そこまで育成するまでには、時間・労力・金が必要ですが、それが大手への

    武器になるのも事実だと思います。

    きんたろー    »このコメントに返信
  3. 仰る通りですね

    18歳でアルバイトから業界に入り、15年お世話になっている者です。



    数社を経験し、数多くの店舗で責任者を経験しましたが、そういう意味での「優秀だな」と思える方は一握りしか出会った事が有りません。



    私が若い時は(こういう言い方がオッサンかもしれませんが・・)機械は何年も使ってましたので裏パックに穴が開きセーフ玉が裏に零れる。ハンドルが捥げる。鉄砲の先がちびり過ぎて玉が飛ばない・・・等など



    長く機械を使うが故のトラブルが多かったです。裏パックにプラ板を張って直したり、中古屋に部品を取りに行って直したり、必然的に「遊技台の基本構造」を覚えることが出来ました。



    島や補給関連も同じかと思います。

    トラブルや故障が多かった故、対応出来ないと営業に支障が出る為、後付けですが基本を知りました。



    今の時代は正直故障も少なく、メーカーのアフターフォロー体制もしっかりしていますので、「自分で覚えて自分で対応する」という必要が

    薄れたんだと思います。



    カウンタのOPを知らないなんて事も、スタッフの体制がしっかりした時代だからこその弊害じゃないかと思います。



    又、かなり多くの部下や同僚と仕事を共にしましたが、「経験したメーカーの設備」しか対応出来ない方が大半だとも感じることが多いです



    どういう仕組みで補給が入るのか?

    どういう仕組みで玉還元されてるのか?



    こういう事を疑問に持たない方が増えました。

    やはり、物事は基本をきちんと理解する事が大切だなと近年は強く感じますので、対処方法以前の基本構造を理解させるように指導しています。



    まぁこういう風になるのは

    オッサンになった証拠なんですかね(笑)

    業界15年    »このコメントに返信
  4. Unknown

    10年以上前のこととは思えないほど興味深く読ませていただきました。

    今日、料理番組を観ていましたが、高級料亭の職人になるには、洗い場だけで1年経験させられ、それからやっと包丁を握らせてもらえる。すべてのことを長い間体験させられ、それから少しずつ上のことをやらせてもらえる。

    営業1号    »このコメントに返信
  5. 皆様へ

    コメントありがとうございます。

    実は今回のエントリーは恐々しながら構文しました(笑)。この手の話は、現場では批判も多いのです。

    きんたろー様、業界15年様のコメントに励まされた小生です。感謝申し上げます。





    >「スーパーマンたれ」



    表現は古くは無いと思いますよ(笑)私も使うフレーズです。

    ただホール業務は、私は現役の頃は何でも出来ましたが、今は・・・・(笑)自信がありません。お恥ずかしいですが。でも現役の頃は、機械いじりが好きでしたので、島内のトラブルなどが起きると、心の中ではウキウキしたものです。

    昔の出来る店長は、工作が好きな人が多くて、そんな人の下で働くと勉強になりましたね。





    >裏パックに穴が開きセーフ玉が裏に零れる。ハンドルが捥げる。鉄砲の先がちびり過ぎて玉が飛ばない・・・等など



    懐かしい話ですね。私もいろいろ修理しました。ハンドルのモーターが焼けて動かなくなった機械台で、モーターの在庫が無い時、別のメーカーのモーターを工夫して取り付けたりしました(今はそんな修理は違法ですが、昔はいろいろ出来ました)。



    皆さんのコメントを読んで、懐かしさが出てきました。



    今後も宜しくお願いします。





    元店長    »このコメントに返信
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