人事課にいながら総務課に回された時に、ピンときた。用済みである、と。再就職活動を始めたが60社全滅だった。この時簿記の資格でも持っていれば、採用されそうな会社はあったが、資格は何も持っていなかった。
年収650万円を失うことになった。
と、同時に「女房に捨てられる」と言い始めたところで泣き始めたのであった。聞けば、家庭内は20年以上前から冷え切っていた。
Aさん一番風呂に入ると、奥さんは一旦、全部湯を抜いて沸かし直して入るぐらいだった。Aさんは残り湯がルーティーンとなっていた。と同時に洗濯物もAさんのものは一緒には洗わなくなり、自分で洗濯している。
夕食は一緒に食べることもなく、奥さんが食べ終わった後、残り物を食べている。
こんな状況だからカネの切れ目が縁の切れ目。熟年離婚は確定だろう。
元旦に居場所のない6人とは違って、熟年になっても夫婦円満でいる秘訣は、2人が同じ趣味を持つことだ。
Bさん夫婦の共通の趣味はパチンコだ。元々Bさんが筋金入りのパチンコマニアで、その影響で奥さんもパチンコを打つようになった。
パチンコ攻略誌はパチンコ必勝ガイドの創刊号から買っており、攻略誌は全誌を購読していた。一部屋が攻略誌部屋となっていて、雑誌で埋め尽くされている。
攻略誌も随分、淘汰されたが未だに買い続けているのだが、これが2人の愛読書でもあり、共通の会話となっているので、喧嘩もしたことがない、というのだから羨ましい。
軍資金は親が築き上げた資産から調達している。ここも大きなポイントだ。パチンコ代で家庭が崩壊することがないから、パチンコを続けられる。
で、2人は低貸しでしか打たない。
「パチンコを打つことが趣味なので、わざわざ高いレートの4円で打つ必要はない。海外旅行よりもパチンコが好き」(Bさん)
パチンコで勝ちたいのではないことが伝わってくる。本当にパチンコを打つことが好きだということが分かる。貧乏人のパチンコの楽しみ方とは違う感じがしないでもない。
2人共パチンコ好きなので、パチンコで喧嘩にはならないのもかなり特殊なケースではあるが、共通の趣味があると夫婦円満でいられるレアケースではある。
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