平日ならビールとおつまみが付いてのセット料金は3時間9800円、と銀座では良心的な明朗会計で今でも多くの人に愛され続けてきた。
経営は順調だった。客質も良く、ホステスのホスピタリティー溢れる接客も好評なのに、閉店を余儀なくされたのは建物の老朽化だった。
白いばらのホステス用トイレの個室にはこんな注意書きが貼っている、という。
「ここでスマホを使用しないでください! 少しでも早く! 今、ご来店いただいているお客様への喜び作りのために」
この精神がホステス一人ひとりに浸透していた。
「白いばら」でホステスをしていたA子さんは、閉店に伴い、職を失うことになった。そこで給料が高そうな業種としてパチンコホールを選択した。2社面接に行ったが2社とも不採用になった。
接客には自信があるA子さんは不採用になったのは、自分の年齢のせいではないか、と考えた。正確な年齢は分からないが、40歳を過ぎていた。
2社とも正社員採用はないが、アルバイトなら採用してもいいということだったが、A子さんはあくまで正社員採用を希望した。
「パチンコ屋さんはカウンターはやはり若い子の方がいいんですかね」とA子さん。
ホール企業に不採用になったA子さんが次に選択したのがビジネスホテルだった。こちらは採用となり、3カ月間の試用期間を経て正社員に登用され、即戦力として頑張っている。
白いばらで磨いてきたA子さんの接客術はホテル業でも見事に活かされ、上司からは非常に高い評価を得ている。小さな気配りや、客が望んでいそうな先読み術は長けていた。
接客については「また来たいと思っていただくことが重要です。チェックイン前に部屋の準備が100%できていなくても、お客様からは早くチェックインしたい要望がある。お客様の要望に応えるためには部屋の準備が100%できていなくても、フロント対応でチェックインしてもらうこともあります。失敗してもいいからそこから気づけばいい」というスタンスだ。
ホールのカウンターは若い女性がいいかも知れないが、ホテルのフロントは年齢がいっていてもそれが安心感につながる。
ホールは年齢にこだわったのか、いい人材を逃してしまった。

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A子さんが面接を受けたというホール2社の話も聞いて、記事を作成すべきかと。
優秀な人材を失った、といいたいだけなのでしょうが、彼女がもしホールに
採用されていたとして、成功を収めていたかどうか、それはわからない。
ホールに通う人間は、圧倒的に負ける人が多い。負け組というのは、とかく人、物に当り散らす、
罵倒するといったケースが多いのだから、メンタルが弱そうだと
判断されれば、そういった人間を相手にしなければならないホールスタッフには
採用しずらいだろう。また、ホステスをしていたという経緯から鑑みるに、
それなりの容姿をしていたと推測。ならば、それによる男女間トラブルを忌避したかもしれない。
重ねて言うが、面接したホール2社の側の話も取材すべきである。
本当に年齢だけで採用不採用を決めたのならば、猛省しなければならないのだから。
ピンバック: 一般ゆーざー
「年齢だけ」で判断するなんて頭悪いですよね。
ピンバック: 現役店長
とにかく若い子が良いというおっさんが中心だからパチンコ屋の採用基準はあながち間違っていないと思います。
ピンバック: ぱちユーザー
記事を読む限りでは確定的な事は書かれてはいませんが。
タイトルも言い切っちゃってますがこれは大丈夫なのでしょうか。
私がたまに行くホールには、おそらく40は過ぎているだろうなと思われる女性も複数人います。途中から増えた方もいます。
本当に年齢で採用不採用を決めたのか疑問です。
ピンバック: 通行人
ピンバック: なんだかんだ言っても
ピンバック: Zilion
高い接客経験を活かすという面でも、ホテル業への採用は大正解ではないでしょうか。
管理者のポストも十分射程内でしょう。
ピンバック: カニミソ
ピンバック: 勝ち組
ピンバック: 通りすがり
ピンバック: 153.225.246.152