パチンコ日報

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熊本・菊陽町の半導体バブルとパチンコ

2月24日、台湾の半導体大手の「TSMC」が熊本・菊陽町で開所した。工場進出によって新たに1700人あまりの雇用が生まれた。無人駅では朝の通勤ラッシュの工場関係者で溢れ、通勤に向かう道路は渋滞が続く。人手不足から工場の時給は2000円に跳ね上がり、景気のバロメーターと言われるタクシー運転手の給料は100万円を超えるケースも。まさに菊陽町は半導体バブル真っ盛りだ。今後10年間で7兆円の経済効果が見込まれている。

半導体工場建築では地元の建設会社が恩恵を受けた。新たな人口が増えることでマンション建築が進み、地価も上がる。土地を売って儲けた人がいれば、飲み屋も儲かる。その流れはパチンコ店も例外ではないようだ。

県外から来た人たちがパチンコ店を選ぶ場合、何を基準にするかというと、ネームバリューがあり、店舗の大きさやきれいさが基準になる。さらには飲み屋での地元客からの評判が選択材料になるが、半導体バブルの恩恵で11%もアップしたホールもある、という。その真相を確かめなければならない。

Pワールドで調べると、菊池郡には8店舗のホールがある。顔ぶれは地元では名の通ったホールばかり。

「11%UP? エンタープライズのデータを見る限り、そんなに数字が上がっているホールはありませんね。そんなに上がっているのなら、むしろこっちが知りたいぐらいです。それはガセだと思います。TSMCに期待することもありません。一時的に町の人口が増えたとしてもそれは環境が変わったから。自力感がない」(Aホール店長)

出鼻をくじかれた。口をついて出てくる言葉は、否定的な意見ばかりだ。

「パチンコする人が減っている中、なかなか、足を踏み入れてもらうことはできませんね。ただ、英語と中国語の表記の準備だけはやっています」(Bホール関係者)

まだ、直接恩恵は受けていないものの、期待していることは伺える。

「工場建設の時は、作業員の方が来られていました。工場が完成後は外国人のお客さんが来始めましたね。それで英語や中国語で接客するためには従業員には翻訳アプリを持たせて教育しているところです。表記も英語で対応するようにしています」(Cホール関係者)

「外国人の方をチラホラと見かけるようになりました。だいたい2~3人連れで週1回ぐらいやってきます。パチンコの方を打たれます。パチンコに興味を持っていただいてありがたいです。表記も英語で対応しています」(Dホール関係者)

11%アップのホールではなかったが、恩恵を受けているホールがあることも事実だ。

この状況を同業者はどう見ているのか? 熊本市内のホール関係者はこう話す。

「儲かっているのは菊陽でも一部のホール。まさにバブルですよ。それよりも、ますますホールの社員が集まりにくくなることが心配です。工場誘致で特需が生まれることは予想していたが、まさか人件費がここまで上がるとは思ってもみなかった。工場の時給が2000円で寮費がタダになれば、パチンコ店の求人がますます苦しくなる」

工場が本格的に稼働を始めるのは年末から。パチンコがすぐに影響を受けることはないが、長い目で見ればこれから期待できる。特に外国人の方には「パチンコは楽しい」と思われる営業を心掛けてもらいたい。



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