パチンコ日報

ニュースにならないニュースの宝庫 

ガソリン高騰でも客は来る! 現場の声が導いた総付け菓子パン戦略

令和の石油危機とも言える状況が続いている。イラク情勢の緊迫化を背景に原油価格は高騰し、レギュラーガソリンはついに200円台に迫ろうとしている。日常生活への影響は大きく、家計を直撃する形で市民の負担は増している。


こうした中、郊外型ホールを運営する店長は頭を悩ませていた。来店客の多くはマイカー利用者であり、ガソリン代の上昇が来店頻度の低下につながるのではないかという不安が拭えなかったからだ。

机上の空論で悩むよりも、まずは現場の声を聞くべきだと判断した店長は、スタッフと手分けして常連客約30人に直接ヒアリングを行った。

そこで返ってきた答えは、予想とは大きく異なるものだった。

多くの客は通勤に車を使っており、仕事帰りにそのままホールへ立ち寄るという生活スタイルが定着していた。

つまり、車はあくまで「通勤手段」であり、ホール来店のためにわざわざガソリンを消費しているわけではない。そのため、ガソリン価格が上がったからといって来店頻度が落ちることはない、という声が大半を占めた。

さらに興味深かったのは、「ガソリン代が上がっても打ちたい気持ちは変わらない」という率直な本音だった。常連客の生活の中にパチンコ・スロットがしっかり組み込まれていることが浮き彫りになったのである。

まさに「案ずるより産むがやすし」。外から見ているだけでは分からない実情も、現場で直接声を拾えば意外なほどシンプルな答えにたどり着く。

店長はこのヒアリングの中で、もう一つ重要なヒントを得ていた。それは、仕事帰りに立ち寄る客の多くが「小腹を空かせている」という点だ。

同店には飲食設備がなく、軽く食べられるものが欲しいというニーズが潜在的に存在していた。

「パンでもあればいいのに」

何気ない一言だったが、これが新たな企画のヒントとなる。

店長は総付け景品として菓子パンを配布するアイデアを思い付いた。菓子パンであれば1個あたり200円以下に抑えられ、コスト的にも現実的だ。シンプルながら、これまで盲点だった。

実際に常連客からは「無料でパンがもらえるなら、その日は必ず寄る」といった前向きな声も上がり、導入への後押しとなった。

結果として、ガソリン価格の高騰という逆風が、顧客ニーズを掘り起こすきっかけとなった。外部環境の変化をただ嘆くだけでなく、それをヒントに変えられるかどうか。

ホール経営において重要なのは、やはり現場の声に耳を傾ける姿勢である。



人気ブログランキングへあなたのポチっ♪が業界を変える

※コメントには必ずハンドルネームを入れてください。匿名は承認しません。コメントがエントリーになる場合もあります。