パチンコ日報

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あの会社も民事再生

今から6年前に取材した建設会社が、今年1月負債総額90億円で倒産した。今は民事再生法の適用を受理され再建に向けて進んでいる。



倒産原因は主軸の一つだったマンションが、リーマンショックで販売が低迷したことだった。



取材に行ったのはパチンコ店の建築・設計も手がけていたからだ。当時は2年後に東証二部上場を目指していた。当時からパチンコ店よりもマンションや住宅部門の方が売り上げが多かった。



ISO9001,ISO14000を取得し、品質管理も徹底していたが、顧客第一主義を社長は熱く語った。



「経営を成功させる建築物を提供している。そのためには初期投資をいかに抑えるか。坪80万円のところを部材を海外から大量一括仕入れで35~40万で抑えられるようにパッケージ化した。電気、空調のランニングやメンテコストが抑えられるように設計している。お客さまを満足させることが一番」



そのためには365日、24時間のサポート体制を敷いて客からの要望に答えた。



正月営業で客が押し寄せてドアが壊れてしまったが、正月でも40分後には新しいドアに付け替えられた。



社員教育も徹底していた。



社員には大きな夢を描かせた。それは仕事を離れた時、最後はどうなりたいか、という人生設計でもあった。社員全員が「ジョー手帳」を携帯し、クレドに基づいて行動した。



経営アドバイスができる人材育成のために、コンサルタント教育も自社で行っていた。



今回の倒産原因は前述したようにマンション不況。



中岡大起社長の情熱があれば再生させることはできるはず。経営アドバイスができる社員も多数育っていることでしょうから。



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コメント[ コメント記入欄を表示 ]

  1. Unknown

    この時期にグランドオープンが極端に減りましたね 



    数年前までは盆正月前はグランドラッシュでした
    Unknown  »このコメントに返信
  2. ピンバック: Unknown

  3. Unknown

    設備業者は死にそうですね。

    そういえば、古巣の雑誌の最新号からエースとオーイズミの広告が抜けていました。

    業界誌も体力勝負の時代です。
    営業1号  »このコメントに返信
  4. ピンバック: 営業1号

  5. Unknown

    電チューとかアタッカーとかスルーとか開発したメーカーは 

    特許だけで食えるみたいです 

    反面パチンコ関連の設備会社は仕事なくなりましたね 

    ひと昔前はスポーツ紙一面広告使い 

    施工者を一覧紹介したりしたグランドオープンがほとんどなくなりました 

    関東地方はまだあるみたいですが大阪はじめ関西地域は少ないですね 



    現在稼動がそこそこある店でも無理に店舗を増やさずに現状維持に努めてます
    Unknown  »このコメントに返信
  6. ピンバック: Unknown

  7. Unknown

    知り合いのホールは、一気にホール改装をしないで、半分だけとか、3分の一とかに、分けて改装しています。全部やる予算がないからです。

    元店長  »このコメントに返信
  8. ピンバック: 元店長

  9. Unknown

    スロットコーナーを改装する間 

    パチンコフロアは営業してスロットコーナーを改装した店もあります 

    ちなみにワンフロアですからトイレに行く道を遠回りさせて客には不評でした 

    Unknown  »このコメントに返信
  10. ピンバック: Unknown

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